第10話 ページ12
なんとかこの場をしのぎきった
佐疫「A右腕の手当てするからこっちにｋ」
A「いりません！そんなことより亡者を追う方が先です！」
そう言って早足で教室を出ていく
佐疫「あ、ちょっと！A！」
A(亡者は？亡者はどこ？早く、早く見つけないと！)
すると、廊下の一番奥の教室に亡者が入っていく姿が見えた
A「いた！待てっ！」
急いで亡者の後を追い教室に入る・・・が、そこに亡者の姿はない
A「き、消えた？一体どこに・・・っ！」
右腕に激痛が走る。どうやら予想以上に深手のようだ
？(ﾈｪ､ｿﾉｷｽﾞ･･ﾃｱﾃｼﾀﾎｳｶﾞ､ｲｲﾝｼﾞｬﾅｲ?)
A「必要ありません」
？(ﾃﾞﾓ･･･) A「！？」
後ろに突然気配を感じる
そっと後ろを振り返る
後ろには鏡しかない
A「この鏡・・・さっきまでなかったような」
ひきつけられるように鏡に近づいていく
そっと触れてみる
A「まるでさっき磨かれたばかりみたい」
鏡の中の自分と向き合っていると少し昔の事を思い出してしまう
それと同時にさっきまでは治っていた疲労感がまたAを襲う
A「また・・・｣
たまらず、その場に座り込む
A「違う・・・私は・・・私たちは・・・悪くない・・・」
うわごとのようにつぶやく
すると突然鏡の中に写っているAが動き出した
A「なっ！こ、これはただの鏡じゃない！？」
そう気付いた時にはもう遅かった
鏡の中のAはAの腕をつかむとそのまま鏡に引きずりこんだ
A「し、しまった！」
Aは抵抗できずに鏡の中に引きずり込まれてしまった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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狐の尻尾、蛙の舌(プロフ) - コメントありがとうございます！更新これからもがんばっていきます！！ (2016年12月6日 16時) (
レス) id: 473dab39fc (このIDを非表示/違反報告)
犬愛し隊長(プロフ) - コメント失礼します…この作品とっても面白いです!続きがとても気になります!!更新無理しない程度に頑張って下さい! (2016年12月3日 21時) (レス) id: 3ebca77054 (このIDを非表示/違反報告)
あや松 - ありがとございます！ (2016年6月20日 17時) (レス) id: 4b71230acd (このIDを非表示/違反報告)
狐の尻尾、蛙の舌(プロフ) - 「たぐいまれ」って読むよ (2016年6月19日 14時) (レス) id: 473dab39fc (このIDを非表示/違反報告)
あや松 - 類稀って何て読むの？ (2016年6月15日 22時) (レス) id: 4b71230acd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐の尻尾、蛙の舌 | 作成日時：2016年4月11日 15時
