第9話 ページ11
一つ一つ教室を回っていく間に疲労感はかなり回復した
一番奥の教室に着くと中には亡者がいた
斬島「ここにいたか」
亡者「！？」
斬島「亡者、お前はもう死んだんだ、今さら逃げても仕方ないだろう」
亡者「もう・・・じゃ・・」
佐疫「おとなしくしてね、亡者さん」
二人が亡者を説得しようとしている間Aは疲労感とともにいら立ちが一気に湧き上がってきた
A(なんで？こんな奴説得する必要なんかない！こんな奴・・・こんな奴・・・今すぐにで も！！)
Aのいらだちは最高潮に達し、おもむろにマキと名乗る亡者に斬りかかろうとする
佐疫「えっ！？ちょ、A！？」
佐疫が止める間もなくAは鎌をマキに振りおろそうと構える、が
マキは自分をかばおうとして周りにある机を一斉にAめがけてはなってきた
A「なっ！？」
不意を突かれつつも、なんとか机に対応しようとするが、ガラスの破片に対応しきれずそのガラスがAの右腕に突き刺さる
A「ぐっ、まて！」
それでもなお、逃げようとするマキを追おうとする
佐疫「ちょっと待ってよA！」
Aの腕を掴んで止める
A「離してください！早くしないと、亡者が・・・！？」
佐疫が止めるのも聞かずに追おうとするが周りはすでに机やガラス片で囲まれていた
佐疫「とにかく、この状況を何とかしないと」
斬島「俺とAが道を作る。援護を頼む」
佐疫「了解」
A(早くしないと・・・早くしないと！)
Aは頭の中で念仏のように唱えながら机やガラス片を払いのけていく
右腕が痛むのも気にしないまま・・・
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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狐の尻尾、蛙の舌(プロフ) - コメントありがとうございます！更新これからもがんばっていきます！！ (2016年12月6日 16時) (
レス) id: 473dab39fc (このIDを非表示/違反報告)
犬愛し隊長(プロフ) - コメント失礼します…この作品とっても面白いです!続きがとても気になります!!更新無理しない程度に頑張って下さい! (2016年12月3日 21時) (レス) id: 3ebca77054 (このIDを非表示/違反報告)
あや松 - ありがとございます！ (2016年6月20日 17時) (レス) id: 4b71230acd (このIDを非表示/違反報告)
狐の尻尾、蛙の舌(プロフ) - 「たぐいまれ」って読むよ (2016年6月19日 14時) (レス) id: 473dab39fc (このIDを非表示/違反報告)
あや松 - 類稀って何て読むの？ (2016年6月15日 22時) (レス) id: 4b71230acd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐の尻尾、蛙の舌 | 作成日時：2016年4月11日 15時
