生贄のはずが妖かしの嫁に！？ (ページ9)

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9話　「救出」ページ9

ご飯は食べたけど夜月は来てくれないなぁ…ご飯はくれるし別に困ってはいないんだけど暇！

う〜ん…何しようかな…あ！变化の練習でもしてみようかなまだしたことないしね？やろっと！

でも九尾って9つの姿を持ってるんだよね？私の勾玉は十個あるんだけど…何で？まぁいいか

１つ目は、あぁ〜夜月も使っていた子供の姿か、私は女の子だね。尻尾も小さくなってるし…
２つ目は、うわ！男になった！でも髪の毛は短くなったりしないんだ…括れば良いのかな？？
３つ目は、鬼？妖怪の種類を変えられるの？角がおでこにあるから少し邪魔かな？まぁ良いや
４つ目は、猫又か！白猫…尻尾が２つあるなぁ〜どうしようかなまぁ可愛いから良いや

…９つまでやったけど２つ目以降は全部妖かしの種類が変わるだけだった。
よし！あと１つで終わるからやってしまおう……
ｺﾂｺﾂ足音が聞こえてきた。あっあの鬼が来たのかな？

またご飯運びに来てくれたのかな？扉が開かれるとそこには…
夜月「満花！大丈夫かい？！」満花「夜月！遅かったじゃない！」夜月だった。
その手には…あの鬼がいた。引きずられてるし…え？！引きずられてる！？

満花「夜月！その鬼どうしたの！？」
夜月「満花を攫ったやつがこいつだったから…ちょとね？」笑顔でそう言った。
満花「そっか、でもやりすぎだね。怪我させすぎだよ直してあげようよ」

夜月「自分が攫われたのに優しいね。分かったよ。あと助けるの遅れてごめんね」
満花「大丈夫だよ。ていうか…その鬼って夜月の知り合い？旦那っていってたけど」
夜月「こいつは角飾りの素材を買っているところの店主さ。」

満花「…そうなんだ。」へ〜何で攫ってきたかわよ月には言わなくれ良いでしょ
夜月「ということで！お店に早く変えるよ！ご飯もお風呂も全部準備してるから！」
満花「うん！あと姿を变化するのできるようになったよ！」

そう話すと夜月が驚いた。夜月「！！えっと…もしかして全部やったの？」
満花「え？いや９つまでしかやってないけど…やってみようか？」すると…焦ったように
夜月「嫌っ！大丈夫だよ！やらないで！」満花「え？うん…まぁ分かったよ」

お店に帰ると…皆が出迎えてくれた。猫雷「姫様がやっと帰ってきたにゃ〜♡」
かまいたち「料理によりをかけて作っていますから食べてください！！」
…ここが私の居場所かな。垢舐めのかなが前に出てきて…かな「まずはお風呂に入りましょう」
満花「夜月行ってくるね」夜月「うん！」