生贄のはずが妖かしの嫁に！？ (ページ23)

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23話　「イベント開催」ページ23

イベントが始まるその日がついに来た。

夜月「イベント開催です！皆様今宵は楽しんで行ってくださいませ！」

妖かしたちは皆ワイワイして屋台や得意技の披露宴をみて賑わっていた。

夜月「満花」

夜月に呼ばれて振り返ると浴衣姿のイケメン狐がりんご飴を持って立っていた

夜月「はい。買ってきたよ、美味しいから食べてみて」

満花「夜月、ありがとう。パクっ…あっ本当だ美味しい！」

夜月「そうでしょう？でっかいリンゴを使っているんだ。甘さも満点だよ！」

満花「そうだね。そういえば陽光は？今のところ見えないけど…」

陽光は食べないのかな？とっても美味しいのに…

夜月「あぁ、陽光は持ちネタの歌を歌うために練習しているよ」

満花「えっ？歌？ていうか陽光も出るの！？」

夜月「僕達も出るんだよ？何でそんなに驚いてるの」

陽光のもそうだけど…って私達も出るの！？私に持ちネタなんてないよ(汗)

夜月「僕達には元からあるじゃないか、何をそんなに焦っているんだい？」

満花「えっ？あっ！九尾！变化できるんだった！」

夜月「そうそう」

夜月はクスクスしながらりんご飴を食べていた。

満花「えっと…2人でやるの？」

夜月「うん。そうだよ2人で变化の披露宴だよ」

なんか違和感っていうか…なんか恥ずかしいな、なんでだろ？

満花「あっ、变化のやつもう一個やってないのあったなぁ」

そういうと夜月はあからさまに焦ったように話を変えてきた。

夜月「それは置いといて披露宴の練習しようよ！(汗)」

満花「え？まぁ…良いけど」

夜月は私の变化、もう一つの話になると急に焦りだす。また聞いてみようかな

その後私達は披露宴の準備をして披露宴に出た。

陽光の歌はしっかりうまくてきれいな声で歌っていた。…意外だったなぁ

私達の時は变化をして劇をした。少し大変だった…楽しんでくれたからまぁ…ね？

満花「楽しかったね！ちょっと疲れたけど」

夜月「そうだね。満花の男姿かっこよかったよ」

満花「夜月の女姿もとっても可愛かったよ。ロングの髪の毛にもふもふの耳！」

夜月「恥ずかしいでございます」

ここぞとばかりに女姿になって、テレ顔になった。…可愛いな

イベントが無事に終わって二次会を陽光、夜月、私、でやった。

お酒も回ってデロデロによった状態で帰ったからオモテさんに揃って怒られた。

そして次の日二日酔いで夜叉丸に看病してもらった。

二日酔いが収まった後、感謝の気持ちで全体洗浄をしてまた寝込んだ…