生贄のはずが妖かしの嫁に！？ (ページ20)

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20話　「陽光のお宿」ページ20

話し合いが終わって陽光は变化をしてこの部屋を出て部屋に案内してくれた。

陽光「ではごゆっくり。堪能いたしてください」

満花「少しお待ちになってください。陽光様。少し申したいことがあります」

陽光「はて？何でしょうか。」夜月が笑みを深める。腹黒笑顔だ…

夜月「陽光、はて？ではない。お前は満花の部屋を荒らしただろう？」

そう説明すると陽光ははっ！として私の方を見る。私も夜月と同じ腹黒笑顔で陽光を見た。

陽光「その件はすまなかった。弁償もしよう。満花、すまなかったな」

満花「謝ってくださるなら私は許します。夜月の判断に任せましょう」

そういって私と陽光は夜月の方を見る。夜月はいっぱくおいて話し始めた。

夜月「そうだなぁ…このイベントを成功させたら許そう。異論はないな？」

陽光「あぁ、今回は全面的に俺が悪いからな。成功すると約束しよう」

満花「わかりました。これからもお互い協力して頑張っていきましょうね」

私達は仲直りをして別れた。私達は部屋に、陽光は自分の仕事場に。

満花「疲れた〜言葉遣いが難しかったよ〜」

夜月「よく頑張ったね。協力は得られたし満足の行く結果になったよ」

満花「お腹すいたし…食堂に行く？」

夜月「そうだね、行こうか」

部屋を出て食堂に行った。他のお客さんにジロジロ見られたけどもう慣れた。

私は一口食べて小声で夜月に話しかけた。

満花「夜月、やっぱり夜叉丸のご飯が一番だね」

夜月「そうだね。でも僕は満花のお稲荷さんが一番好きだよ」

満花「ほんと？作ったご飯美味しいって言ってくれるのは素直に嬉しいよ」

…夜月も頑張って…いや頑張ってるかはわからないけど、私を一生懸命守ってくれたし、

夜月「どうしたの？食べ終わったから部屋に戻ろうよ」

満花「あっそうだね！お部屋でゆっくりしながらイベントの計画立てよっか」
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満花「これをこおして…夜月これって予算ある？」

夜月「そうだね、それはできるよ。でもここをもう少しこうした方が…」

計画は順調に進んでいるけど、陽光がいないから予算とかが少し分かりづらい。

満花「陽光来てくれないかなぁ〜来たほうがもっと早く進むのに」

陽光「お望み通り来てやったぞ。勝手に計画進めて…はぁ少し見せろ」

夜月「ノックもせずに入るんじゃないよ。びっくりするだろう」

陽光「お前なら気づいてたと思うがな…」