生贄のはずが妖かしの嫁に！？ (ページ12)

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12　「恐怖」ページ12

ー次の日ー
夜月は満足したように仕事をしている。私は当分仕事がないみたいだから部屋でゆっくりしている。

はぁ〜陽光さんが来てからは夜月がゆっくりできてないな〜

夜月にあまり食堂で食べないようにって言われたからお部屋に持ってきてもらってるんだよね…
だから来てくれた人には私の手作りお菓子を秘密であげている。皆嬉しがってくれて良かったな〜

そして今日もお昼の時間になった。今日もいつもどおりの人が来るのかな？
すると襖が開いた。そこには見たことのない女性の妖かしがいた。見たことのない妖かし…

??「姫様、ご飯でございます」

満花「ありがとうございます。あっこれ…どうぞ。持ってきてくれて感謝いたします」

??「いえこのお菓子ありがとうございます。では私はこれで」

…あの人誰なんだろう。なんかこの料理…変な匂いがするなぁ…一様夜叉丸に聞いてみようかな。

廊下を出ようとすると気配がした。ふすまを叩いてみると廊下から逃げるような足音が聞こえた。

満花「…誰だろう。少し怖いなぁちょっと急ごうかな」

その後夜叉丸にそのご飯の匂いを嗅いでもらうと睡眠薬がはいっていることが分かった。

私は怖くなって夜月に助けを求めると…

夜月「僕が守るから安心して？今日は疲れたでしょう？もう寝たほうが良いよ」
満花「ありがとう。ごめんね。夜月迷惑かけて」
夜月「大丈夫だよ」

私が寝ている時に夜月は私の部屋の前で座って護衛をしてくれた。まじでありがたい

ー次の日ー

私が起きると夜月が夜に対策をねってくれていたらしい。

夜月「危ないから变化で男になって生活したほうが良いよ。あまりバレないと思うから」

満花「ありがとう。变化する前に撫でてあげるね。今日は私が夜月の仕事を引き受けるよ！」

夜月「え？でも…大変だし、満花が疲れちゃうよ…」
心配したように見てくる…けど！私が無理させたんだからしっかり休ませないと！

満花「見てきたんだから大丈夫だよ！しかも男子の姿って夜月にとっても似てるんだよ！ほらっ！」
そういって私は男の姿に变化して見せてみた。

夜月「…本当だね。全部似てる。」
びっくりしてるみたいで悪いけど意識したらできたっていえないなぁ…

満花「だから安心して寝て！休んでよ！近くにご飯おいておくから！しっかり食べてね！」
否応なしに無理やり休ませて私は部屋を出た。夜月みたいに！振る舞わなくちゃ…頑張ろ！

お仕事はだいたい指示と店の確認とお客様の案内と宣伝か…大変だ