参拾弐.子守唄 ページ12
炭治郎『禰豆子!!だめだ!!耐えろ!!』
禰豆子『グァァァッ』
炭治郎『だめだ!!辛抱するんだ!!禰豆子!!』
禰豆子『ガゥァ"ァ"ァ"ァ』
炭治郎『ごめんな!!戦わせてごめん!!痛かったろう苦しかったよな!!ごめんな!でも…大丈夫だ!!兄ちゃんが誰も傷つけさせないから!眠るんだ!禰豆子!眠って回復するんだ!!禰っ…!』
ドギャ
炭治郎『禰豆…子!!眠るんだ…!!』
禰豆子『ガゥァ"ァ"ァ"ァ"』
バギャ
堕姫『よくもまぁやってくれたわね…そう…血鬼術も使えるの…鬼のみを燃やす血鬼術…しかもこれなかなか治らないわ…?もの凄く癪に障るもの凄くね…』
天元『おいこれ竃門禰豆子じゃねーか!!派手に鬼が進んでやがる』
炭治郎『!?え!?』
天元『お館様の前で大見栄切ってたくせに何だこのていたらくは』
堕姫『!!柱ね…!!そっちから来たの?手間が省けたわ…』
天元『うるせぇなお前と話してねーよ!失せろ…お前上弦の鬼じゃねーだろ?弱すぎなんだよ…俺が探っていたのはお前じゃない』
ズッ
堕姫『え?』
天元『おい!戦いはまだ終わってねぇぞ?妹をどうにかしろ』
炭治郎『!!禰豆子』
禰豆子『グァァァ』
おそ松「やっと見つけた〜あちらこちら探してたんだぞ〜」
カラ松「炭治郎…早く禰豆子を止めないと人を喰ってしまうぞ」
チョロ松「僕らが時間稼ぎをしておくから早く寝かせてあげて」
一松「子守唄だったら寝かせられると思うよ…」
十四松「早く寝かせてあげてね!!」
トド松「ここは任せて!!」
禰豆子『ガァ"』
ドッ
炭治郎『うぐっ…禰豆…子!!』
炭治郎(駄目だ!!俺の声が届かない!!全然聞いてくれないよ!!どうしよう…母さん)
トタッ
一松「伯母さんが禰豆子とかに子守唄歌ってたでしょ?それを歌えば?…んじゃ」
シュン
炭治郎『一松…ありがとう』
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こんこん小山の 子うさぎは なぁぜに お目々が赤うござる
小さい時に 母様が 赤い木の実を食べたゆえ それでお目々が赤うござる
こんこん小山の 子うさぎは なぁぜに お耳が長うござる
小さい時に 母様が 長い木の葉を食べたゆえ それでお耳が長うござる
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禰豆子『わ〜ん!!。゚(゚´Д`゚)゚。』
炭治郎『…禰豆子』
スゥスゥ(-_-)zzz
炭治郎『寝た…母さん寝たぁ…寝ました…宇随さん…』
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作者名:night | 作成日時:2021年4月6日 23時