呼び起こされる。 ページ24
♪〜♪♪〜
音楽が鳴り渡るホールでたくさんの人が踊っていた
『…ねぇ、ターゲット分かる？』
十｢うーん、ここからじゃちょっと厳しいかな〜｣
ずっとこのままでも怪しいし
隅っこにいてもパーティの意味ないからなー…
十｢ねぇAっ、ダンスとか得意？？｣
『まぁ人並みだと思うけど…』
そう言うと十四松は私の両手を持って
ホールの中心近くに移動してきた
『な、何？どうするの？』
十｢一緒に踊りながらターゲット探そ！｣
仮面を付けていても不思議と安心感があった
『…分かった。でも十四松がリードしてくれる？』
十｢あいあいさー！任せてね！！｣
ちょうど曲が切り替わったところで
私と十四松はステップを踏み始めた
十｢1、2、1、2、…そうそう！じょーず！！｣
『少しずつ進んで、探してみようか。』
軽快なステップを踏みつつ、
ホールをどんどん進んでいった
『…ターゲットの特徴は？』
十｢長身、30代くらい。あと…｣
『大丈夫。もうそれだけで絞れたよ。』
十｢え？どこどこ？？｣
『まずあの喋ってるグレーのスーツの人。』
『それとあっちのワイン飲んでる人。』
『最後にあの笑ってる男の……ひ、と…』
ドクン
『っ！！…ぅ、あ…』
ドクン、ドクン、ドクン…
息、苦しくなってきた
なんで？急、に…
『…十四松、誰がターゲットか、分かった？』
急に苦しくなって、頭がクラクラしてきた
《まただ…。アジトと同じように、苦しい…》
十｢うん！分かった。あのグレーの人だ！｣
はぁ、はぁ、
少しずつ息が乱れてきた
おかしいな
たったこれくらい動いただけなのに…
頭の中にしまい込んだナニカが
急に引きずり出されるような感覚だった
『…ね、十四松』
十｢ん？A、どーしたの？｣
『ミッションスタート、しよ。』
十｢…分かった！！Aを信じてるからね！｣
スっ、と小さく息を吸って
一気に十四松とターゲットに向かっていった
｢おやおや？見たことある子がいる気がするなぁ？｣
そう呟いた声は届かなかった
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ﾐｶｧﾝ( ᐛ )🍊 - めちゃくちゃ感動した(T ^ T)やっぱり六つ子マフィアは面白いねぇ(´ー｀*) (11月30日 16時) (
レス) @page48 id: ae9e7f3e60 (このIDを非表示/違反報告)
銀杏 - コメントありがとうございます♪自分のセンスじゃ不安だったので嬉しいです！笑 (2020年3月18日 17時) (レス) id: 9a866b9323 (このIDを非表示/違反報告)
(*'▽'*) - 面白かったですー！白のスーツかっこいいですねー！ (2020年3月8日 22時) (レス) id: 872ef22a4c (このIDを非表示/違反報告)
銀杏 - コメントありがとうございます！マフィア松いいですよね〜♪私も大好きです！ (2020年1月16日 6時) (レス) id: 9fb2aeebc6 (このIDを非表示/違反報告)
瑛莉(プロフ) - マフィア松めっちゃ好きで...(照)応援してます！ (2020年1月15日 23時) (レス) id: 6d13d7745d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：銀杏 | 作成日時：2020年1月14日 22時
