期末テストの時間＊＊＊＊ ページ7
Aside
「赤羽さんは安定してトップをねらえそうですねぇ。次はこの問題行ってみましょうか。」
A「はい。」
授業中、たくさんのタコに囲まれながら勉強中。
本校舎とは教え方が全く違う。そりゃあ、本校舎の先生は超生物じゃないからマッハ20で生徒一人ひとりを相手するなんてことはできないから。
やっぱり、こっちの教え方の方が分かり易い。
「こらカルマくん、まじめに勉強やりなさい！！キミも十分総合トップが狙えるでしょう！！」
と、私の集中力を乱したのはタコの一言だった。
どちらかというと、そういう声を発させたあいつが悪いのかもしれないけれど。
「言われなくてもちゃんと取れるよ。あんたの教え方がいいせいでね。
けどさぁ、殺せんせー。あんた最近「トップを取れ」って言ってばっかり。フツーの先生みたいに安っぽくてつまらないね。」
そりゃあ、先生なんだから。当たり前だよ。
そう思ったけれど、それをいうとさらに機嫌を損ねてしまいそうで、やめておいた。
というか、こんな余裕ぶっこいてるやつに私が、私じゃなくても学秀が、負けるはずがない。
ありえない。
「それよりどーすんの？そのA組が出した条件って・・・なーんか裏で企んでる気がするよ」
それは確かに。
A「学秀が・・・何も企んでいないはずがない。」
ぼそりと呟いた私の声は、前の席の奥田さんくらいにしか聞こえてなかったと思う。
奥田さんでさえも、こちらは向かなかった。
「心配ねーよカルマ。このE組がこれ以上失うモンありゃしない。」
「勝ったらなんでも一つかぁ、学食の使用権とかほしいな〜」
学秀が出した条件は、「書類に署名すること。」ただそれだけ。
それだけのように聞こえるかもしれないけれど、問題はその書類にある。
学秀のこと。
書類にサインする・・・ただそれだけなはずがない。
中身がどのような内容になるか、それは全く分からない。
計り知れないほどの・・・奴 隷のような扱いを受けるかもしれない。
そうならないために、私が学秀に勝たなきゃいけない。
五英傑とはいうけれど、結局が学秀の単独なのだから。
＝＝−
HB 0.5です！
１・２のどちらかの挨拶がGB 0.5になってたことにきづいたけど、変えてません笑
明後日から夏休み！
受験生ですが、頑張って更新します！！
お気に入り、右側のお星さまﾎﾟﾁｯとよろしくお願いします！
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 226人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
松波空瑠(プロフ) - ぽくぽさん» 読み返してくださる方がいるとは…！！今まで本当にありがとうございました！ (2019年9月29日 13時) (
レス) id: ba05fef1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ぽくぽ(プロフ) - お疲れさまでした！終わってしまうのは悲しいですけど、10月までにもう一度読み直そうと思います！ステキな作品ありがとうございました！ (2019年9月28日 19時) (レス) id: 438a920bc0 (このIDを非表示/違反報告)
HB 0.5(プロフ) - 亜里沙さん» ありがとうございます！めちゃめちゃ嬉しいです！全然未熟な文章なんですが、精一杯更新しますので、これからもよろしくお願いします！ (2019年7月6日 0時) (レス) id: 089dfe395d (このIDを非表示/違反報告)
亜里沙(プロフ) - すごく面白いです。更新頑張ってください (2019年7月3日 22時) (レス) id: cd2953f50f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：松波空瑠 | 作成日時：2019年6月5日 21時
