生徒集会の時間 ページ5
Aside
昼休みになった。
私達生徒会はその間に集会の準備をしなければいけない。
今日は生徒会行事の説明や先生の話だけ。
だから準備は生徒会行事の説明の。
学秀「A、これコピーしてきてくれるか？」
A「わかった。」
私が印刷室に行くと、そこには荒木君がいた。
荒木「Aさん。」
A「荒木君。」
私が荒木君と言うと、荒木君はちょっと慌てたような風にした。
荒木「あ、そのプリント印刷するなら僕がやっておくよ。」
え？
何か怪しい。
けど、面倒くさいしいいや 。
A「じゃあ頼んでいい？
よろしく。」
荒木君はちょっとほっとした顔をした。
バレバレすぎるでしょ。
と言うより隠すつもりがないのか。
私はそれにおとなしく便乗してみるけど。
＝＝＝
学秀「A、早かったようだな。それにプリントもないようだが・・・」
帰ると学秀が言ってきた。
背景に魔王のオーラを背負って。
A「・・・・荒木君がやってくれるって言ったから任せてきた。」
学秀「荒木？アイツなんで印刷室に居たんだ？」
A「さぁ？手伝ってくれたしどうでもいい。」
学秀「手伝わせたんじゃなくて押し付けたんだろ？」
A「違うよ、あっちがやりたいって言ってきただけ。」
そういいあっていたら後ろの方からザワザワした声が聞こえてきた。
E組は他よりも早く来て待っていなければいけないから早く来たはず。
けどそこに赤髪は見えない。あいつまたさぼったのか。
私には関係ないけど。
＝＝＝
校長「要するに、君たちは全国から選りすぐられたエリートです。この校長が保証します。
・・・が、慢心は大敵です。
油断してると・・・どうしようもない誰かさん達みたいになっちゃいますよ。」
校長までもがE組を蔑む。
これっていじめでしょ。
学校側も加担したいじめって酷い。
そう思っても声はあげない。私はそんな力はないから。
せめてその代わりにと差別はしないようにしているけど、そんなのE組の人たちからしたらウザいだけかもしれない。
≪続いて生徒会からの発表です。生徒会は準備を始めてください。≫
他の生徒会役員と準備を始める。その時後ろからE組の担任(人間の方)と英語教師が時間をおいて入ってきた。
私はその二人を見ないようにしながら準備を進めた。
これからあんなことが起こるとは知らずに。
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松波空瑠(プロフ) - ありがとうございます！うれしいです！これからも頑張るので、みてやってください！ (2018年11月21日 17時) (
レス) id: 089dfe395d (このIDを非表示/違反報告)
レイセ - 面白いです！更新がんばってください！ (2018年11月20日 11時) (レス) id: 86bbd959b2 (このIDを非表示/違反報告)
松波空瑠(プロフ) - え！？あれ！？ちゃんと確認したんですが… 毎回すみません！ (2018年11月2日 6時) (レス) id: ba05fef1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ルン(プロフ) - 本当に毎回すみませんが、機械→機会 になってます… (2018年11月1日 18時) (レス) id: ae270709a2 (このIDを非表示/違反報告)
松波空瑠(プロフ) - ルンさん» 書き直しました！本当にありがとうございました！ (2018年10月15日 21時) (レス) id: 089dfe395d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松波空瑠 | 作成日時：2018年8月4日 13時
