修学旅行の時間 二日目＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ページ34
Aside
「「ビッチ先生まだ二十歳ィ！？」」
皆が叫ぶ。
神崎さんをくすぐっていた時から３０分くらいがたった。
就寝時間だと伝えに来たイリーナ先生を巻き込んで話している最中。
今にでも眠りにつきたい気分だけど、莉桜が寝かせてくれない。
髪をいじっているせいで眠れない。
片岡「経験豊富だからもっと上かと思ってた。」
倉橋「ねー。」
岡野「毒牙みたいなキャラのくせに。」
イリーナ「それはね、濃い人生が作る色気が・・・誰が今毒牙っつったの！？」
という話を右から左に聞き流す。
眠い〜。
イリーナ「女の賞味期限は短いの。アンタ達は私と違って・・・危険とは程遠い国に生まれたのよ。
感謝して女を磨きなさい。」
・・・なんかものすごくマジメでイリーナ先生らしくない。
岡野「ビッチ先生がまともなこと言ってる。」
莉桜「なんか生意気〜。」
イリーナ「なめくさりおって餓鬼ども！！」
あ、限界くる。
眠い。
ブ―ブ―
莉桜「Aのスマホじゃない？」
A「え？」
微かに聞こえたバイブレーションの音は、私のスマホのものだった。
誰からだろう。
A「ちょっと、出てくる。」
莉桜「うん。いってらー。」
寝る前に出ていた方がいいと思って、スマホを持って大部屋を出る。
大部屋は一階。
階段の方にいれば、基本的には人が通らない。
A「はい。」
浅野「あぁ、やっと出た。」
A「がくしゅう。」
浅野「昨日電話に出なかったのは何故だ。」
A「昨日・・・あぁ、寝てた。」
浅野「はぁ！？」
煩い煩い。
鼓膜やぶれちゃうよ。眠いのに。
A「寝てたは寝てたの。私９時には充電キレるから〜。」
浅野「・・・まぁそれはいい。どうだ？E組での生活は。」
A「あ〜・・・うん。まぁそれなりにそれなり。」
浅野「俺から理事長に言ってA組に戻してもらおうか？」
A「・・・うん、大丈夫。」
浅野「え？」
A「大丈夫、フフッ・・・案外楽しいから。」
浅野「・・・？」
学秀から全然答えが返ってこず不安になる。
浅野「珍しいな、Aが電話で笑うなんて。」
笑う？
私笑ってたかな？
A「わかんない。眠いからかな？頭が働いてないんだと思う。」
浅野「そうか・・・明日の朝。連絡していいか？Lineでも。」
A「うん。いいよ。フフッ。学秀も眠いの？なんか変。」
浅野「・・・うるさい。じゃあ切るぞ。」
A「はーい、おやすみ。」
浅野「あぁ・・・おやすみ。」
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松波空瑠(プロフ) - ありがとうございます！うれしいです！これからも頑張るので、みてやってください！ (2018年11月21日 17時) (
レス) id: 089dfe395d (このIDを非表示/違反報告)
レイセ - 面白いです！更新がんばってください！ (2018年11月20日 11時) (レス) id: 86bbd959b2 (このIDを非表示/違反報告)
松波空瑠(プロフ) - え！？あれ！？ちゃんと確認したんですが… 毎回すみません！ (2018年11月2日 6時) (レス) id: ba05fef1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ルン(プロフ) - 本当に毎回すみませんが、機械→機会 になってます… (2018年11月1日 18時) (レス) id: ae270709a2 (このIDを非表示/違反報告)
松波空瑠(プロフ) - ルンさん» 書き直しました！本当にありがとうございました！ (2018年10月15日 21時) (レス) id: 089dfe395d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松波空瑠 | 作成日時：2018年8月4日 13時
