修学旅行の時間 準備＊＊＊ ページ14
Aちゃんが言う”コイツ”とか”あいつ”とかは基本カルマのことです
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Aside
図々しく、開けてくれない？とか言ってくるコイツに腹が立つ
そもそも存在自体があれだったし。
明日コイツと同じ班にだけはなりたくないな。
コイツが立ち上がったから横を通り抜けて、私は鍵を開けた。
アイツが入ってきたのかは分からないけど、私は私の生活空間である２階に急いだ。
2階建ての家は、１階にも２階にもお風呂やトイレ、キッチンがある。
だから私は２階で、あいつは１階で・・・過ごしている。
家でも滅多に会うことはない。
お母さんとお父さんが帰ってきたときは別だけど。
2人が帰ってきたときは嫌でも仲がいいふりをする。2人はめったに帰ってこないけど。
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修学旅行当日
準備は前日にしておいたから、朝はゆっくりできた。
椚ヶ丘駅につくと、もう割と集まっていた。
一回A組の方に行って学秀に報告しようかな、と考えてA組の方に行くと、今までさんざんゴマをすってきたA組の女子が
女子１「E組に堕ちたくせに今更何の用よ。」
女子２「今まであんな奴と一緒の空間にいたかと思うと吐き気がする」
女子３「なんでこっち来てんだよ。」
女子４「きもちわる。」
とか言ってくる。
それに気づいてか気づかずか、学秀率いる五英傑がこっちに来た
学秀「E組に、落ちたそうだな。」
学秀は静かに言った。
酷く冷たい目をしていた。
A「うん。」
学秀「何をしに、こっち(グリーン車)に来た。」
A「報告。されなくてもわかってると思うけど、一応。」
その周りだけものすごく温度が下がっているかのように、鳥肌が立った。
学秀「そうか。だったら早くあっち(普通車)に帰れ。
こっちにいては、陰口を言われるだけだろう。」
学秀はそういうと、私の手を引いて皆の群れから死角になるところに行った。
学秀「詳しい話は夜に電話でもしてくれ。」
・・・え。
A「私E組に堕ちたんだよ。それなのｎ」
学秀「副会長であることに変わりはないだろう。」
学秀は私の言葉にかぶせるようにして言ってきた。
A「うん。」ニコッ
学秀「あぁ、じゃあ戻れ。E組ごときが、こっちに来るんじゃない。」
その言葉が、私を思ってのことだとわかり、少し笑みがこぼれる。
やっぱり学秀は・・・いい人だ。
A「ありがと。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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松波空瑠(プロフ) - ありがとうございます！うれしいです！これからも頑張るので、みてやってください！ (2018年11月21日 17時) (
レス) id: 089dfe395d (このIDを非表示/違反報告)
レイセ - 面白いです！更新がんばってください！ (2018年11月20日 11時) (レス) id: 86bbd959b2 (このIDを非表示/違反報告)
松波空瑠(プロフ) - え！？あれ！？ちゃんと確認したんですが… 毎回すみません！ (2018年11月2日 6時) (レス) id: ba05fef1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ルン(プロフ) - 本当に毎回すみませんが、機械→機会 になってます… (2018年11月1日 18時) (レス) id: ae270709a2 (このIDを非表示/違反報告)
松波空瑠(プロフ) - ルンさん» 書き直しました！本当にありがとうございました！ (2018年10月15日 21時) (レス) id: 089dfe395d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松波空瑠 | 作成日時：2018年8月4日 13時
