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家を出ると、いそいそと学校へ向かう。
ラウール「あAちゃんおはよ〜」
「らうおはよ〜」
途中でいとこのラウールくんと会って一緒に学校へ向かう。
お父さんのお兄さんの子供で、私と同級生で同じ学校に通っている。
(言ったら怒るけど)めちゃくちゃ可愛いいとこなんですよ。
…身長はかなり負けてますけどね。
ラウール「ほくちゃん今日も過保護ってる？」
「相変わらずですね」
ラウール「いいなぁ〜僕もほくちゃんに甘やかされた〜い」
「本気で言ってる？やめときな真顔」
ラウール「怖いくらい真顔じゃんｗｗ」
らうが爆笑していると、遠くからキャーー！！と色めきだった声が聞えてきた。
ラウール「あ、来た来たｗｗ」
らうはニヤニヤと笑う。
女子の群れから出てきたのは…
瑞稀「おはよう！A！」
「みずくんおはよう！！」
ラウール「え僕スルー？」
瑞稀「嘘だよｗｗらうもおはよ」
ラウール「おはよ！みずっこん！」
めちゃくちゃ小顔でイケメンの井上瑞稀。通称みずくん(呼んでいいのはAだけだよ？byみじゅ きゅんbyA)
私の彼氏くんです。
瑞稀「A！！会いたかったよ〜もう一生離れないからぁ〜」
そう言って抱きついてくるみずくん。
ラウール「毎日同じこといってない？」
「いーのらう」
瑞稀「いいの！」
ラウール「二人とも可愛い」
らうがニカニカと笑って言う。
ラウールもだけど、みずくんもすごいモテる。
ですから、女子の目線が痛すぎる…
もう慣れちゃったけどね
瑞稀「やっぱ俺Aの家に迎えに行く！！らうばっかAと長くいられるのずるいもん！！」
「みずくん、それだけはやめよう？」
ラウール「やってもいいけど、みずっこんが地獄見るだけだよ？あとA」
瑞稀「地獄？平気平気。だって俺、Aのためだったら地獄だってなんだって行ってやるよ」
「きゅん」
ラウール「セルフ効果音ｗｗ」
瑞稀「…ま、とにかく学校行こ〜！！はやくAとイチャイチャしたい！！」
ラウール「今してなかった？」
「私たちの幻覚かもね。やだー年は取りたくない」
瑞稀「どんなAでも俺は一生愛してるよ」
「みずくん私も」
ラウール「なにこの胸キュン合戦」
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2022年6月27日 19時
