トリップした先はカービィの世界？！！〈星のカービィ〉

36話 ページ41

「wow 昔からなんでか
ちょっと人目を惹くんだよなぁ
それもまぁ、もう慣れ始めてしまいそう

wow 聞いたことあるんだ
ちょっと思い出せないけど
「あぁもう！いやな体質だなぁ」
そんなこと言えもしないけれど

大通りがパニックに変わる
もうアイドルなんて辞めちゃいたいよ
「こんな事になるとは･･･」
あの日の馬鹿な私は単純思考で
ちょっとステージライトに
夢を描いちゃったんです･･･

散々だよ 言えないよ 歓声が溢れちゃうけど
「これそんな良いですか･･･？」
つまんないよ 解らないよ

散々だなぁ 消えたいなぁ 声にならずに
「嫌だ。涙が出ちゃうよ」
そんな言葉で ポケットを埋めた」


フーム「…綺麗な歌声ね…」

ブン「なんか元気になってくるな！」

カー「ポヨッ！」

ソー「…すごいなA殿」

ブレ「ああ」

メタ「………」

ソー「？…卿？」

メタ「……！何だ！？」

ブレ「いえ、少しぼんやりしていたので…」

メタ「…なんでもない。大丈夫だ」

ソー「…そうですか」

メタ(……何だ？この気持ちは…？)


「･･･こんなんじゃもういけないね
歓声が聞こえてるでしょ？
夢見てた風景に 気付いたらもう出会っていて
「散々」なら変えたいな 一人じゃないよ
さぁ かっこつけないような言葉で

あぁ、なんだかいけそうだ！
心臓が弾けちゃうほど
溢れ出しそうなので
奪っちゃうよ！？ 奪っちゃうよ！？

伝えたいこと詰め込んだ
そんな「夢」から
もう目を離さないで さぁさぁ、明日も
スキップで進もう！！」


Aが歌い終わるといつの間にか村の人達が
Aの周りにいて拍手を送っていた。

「…ありがとうございました！」

ホッ「…アンコール！アンコール！」

ハニ「アンコール！アンコール！」

子供達から始まったアンコールは段々と増えていき、
最後にはデデデやエスカルゴンも入ってアンコールをいっていた。

(…ぇ〜！？…どうしよう)

Aはカービィ達の方を向くが
カービィ達も聞きたそうにしていた。

(…何でカービィ達も聞きたそうにしてるの！？
てかソードやブレイド、メタナイト卿まで！？)

Aは少し考えてから口をひらいた。

「じゃあ…もう一曲やります」

皆「「やったー！！」」

「ミュージックスタート！」


その夜、城からは綺麗な歌声が響いたそうな。

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