-発動- ページ13
〜ルッチside〜
本日、Aと手合わせをする事となったのだが…
…ずっと避けるばかりで攻撃はしてこない…!!
何故だ…???
俺はお前の能力が知りたい。
実力が知りたい。…何も知らない奴を
信じることなど…出来ないのだから…。
「“撥”…」
試すつもりで頬に攻撃を当ててみた。
───ｽﾞｫｫｯ…!!
「っ!?」
Aの頬から血が地面に滴り落ちた瞬間、
形容しがたいｵｰﾗがAから溢れ出た。
ｶｸ「なっ…!?どうしたんじゃA!?」
『ﾌ…ﾌﾊ…!!そうだよな…
───────………!!』
一際小さな声でそう呟いた後、
『(ｷﾞﾛｯ…!!』
全くの別人の様な目で俺を睨んできた。
まるで…
―――獣のようだ…。
『ｸﾞﾙﾙﾙﾙ……ｳｫｫｫｰｰｰｰｰｰﾝ!!』
唸り声が頭の中に木霊した。
四つん這いになり、牙を向き、
鋭い眼光を向けるAは……
今まで見たどんなものよりも美しく見えた…。
しかし、次の瞬間
「……ｯ!?」
Aは俺の喉元に向かい飛びついてきた。
―――ｷｨｨﾝｯ！
いつの間にか目の前にカクが立っていた。
今の音はカクが刀でAの牙を止めた音だったらしい。
ｶｸ「ｸｯ…ルッチ!!何をボーッとしとるんじゃ!!
早うAを止めんかぃ!!」
カクの腕がｶﾀｶﾀと揺れ始める。
相当の力がかかっているのだろう…。
「…ﾁｯ!!…俺は馬鹿か…!?」
小さな声でそう呟き、
思いっきりAの後頭部を殴った。
『ｶﾊｯ…!!?』
―――ﾄｻｯ…
Aはそのまま、カクに倒れ込んだ。
…無事、気絶したらしい。
それにしても…
手合わせとはいえ、俺が戦闘中に
相手の事で気を取られるなんて…
「(ｿﾞｸｯ…!!
全く…恐ろしい女だな…」
ｶｸ「ﾙｯﾁ…何を笑っておるんじゃ…?」
俺は笑っていたらしい…。
なるほど…恐ろしいものだな…
1人の女に気を取られるなど…。
しかし…
なんでこんなに楽しく感じるのだろうか…???
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｡゜｡*桜久鵺*｡゜｡(プロフ) - あイカさん» あイカさん(様)へ そう言って下さる貴方様が天才ですよ…！！ p.s. …さて、どうなっちゃうんでしょうね！？笑 (2020年1月20日 14時) (
レス) id: 1589dd443e (このIDを非表示/違反報告)
｡゜｡*桜久鵺*｡゜｡(プロフ) - ミウルさん» カクさんかっこいいですよね…！！色々ありすぎて更新できずすみません！！亀更新にはなりますが徐々に更新していきますので…！！ (2020年1月20日 14時) (レス) id: 1589dd443e (このIDを非表示/違反報告)
｡゜｡*桜久鵺*｡゜｡(プロフ) - ひ〜やんさん» ありがとうございます！語彙が飛ぶほど…！めちゃくちゃ嬉しいです〜！！頑張ります…！ (2020年1月20日 14時) (レス) id: 1589dd443e (このIDを非表示/違反報告)
あイカ - 桜久鵺さん(様)へ 貴女は天才ですか？ あイカより P.S 応援してるぜ桜久鵺さんｯ！もしルッチが夢主とカクが付き合ってる事知ったらどうなるのかなァ…ｶﾞﾀﾌﾞﾙｶﾞﾀﾌﾞﾙ(°-°;) (2019年8月26日 23時) (レス) id: 11ab2ddcaf (このIDを非表示/違反報告)
ミウル - カクがイケメンすぎる…… え……カク好き… 早ぐ更新じでぐだざい”ぃ”ぃ”ぃ”ぃ” (2019年3月9日 23時) (レス) id: 47702d8200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜久鵺 | 作成日時：2018年1月15日 19時
