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その、冷たすぎる切り捨てになぜだか苛立ちを抱いた。
「でも...、」
「今からまた知り合っていけば、いいんじゃないですか」
ここで、今日初めて、彼の声にも苛立ちが混ざる。
「あいつ、親も姉妹も使って、」
「結婚を、何をしてでも俺に認めさせようとすんねん」
「そういう嫌なところ見ちゃった以上、」
「結婚なんてできんわ」
「じゃあ、私のこと、麻里さんの友達だって...？」
彼はほうっとため息をついた。
「そうや。ついに、友達まで使いだしたかって」
「でも、病院戻って聞いたらホントに違うって言うねん」
麻里さんの話をする時だけ、
彼の端正な顔立ちが歪む。
そんなに、嫌っているのか、
結婚の約束までしていた人を、嫌いになれてしまうのか。
でも。
「なんでこんなこと、他人の私に話したんですか？」
「昨日...結構きついこと言うたやろ」
「だから、その...ごめん」
「って言いたかったから」
「あーもう、分かれや！」
不器用すぎる謝り方に思わず笑みがこぼれた。
「ふふ、いいですよ」
私の笑顔を見て、彼は一瞬驚いた顔をした。
「あのさ、だから」
「友達とか、話し相手とかなってくれんかな？」
「ここの病院、このくらいの年代の人俺と貴方しかおらんねん」
やはりそうだったんだ。
そんなこと、わざわざ聞かなくてもいいのに。
同年代の人と普通に話せるだけで嬉しいから。
「はい」
「私のことも、聞いてくれますか？」
「って言っても、ほぼ話せることもないんですけど」
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定世(プロフ) - まあこ。さん» いやいや、お話があるから楽しく生きれますね… はい！ありがとうございます！ (2016年12月27日 9時) (
レス) id: 0b58e8d564 (このIDを非表示/違反報告)
定世(プロフ) - まあこ。さん» そうなんですね！ よかったです！まあこ。さんのお話すきなので、見られなくなるのは寂しくなるので！ありがとうございます。がんばってください！ (2016年12月26日 17時) (レス) id: b5f9be7614 (このIDを非表示/違反報告)
定世(プロフ) - 突然すいません（汗） 淳太さんメインのお話をパスワード付きにしていますよね？この作品もされますか？ (2016年12月26日 0時) (レス) id: 0b58e8d564 (このIDを非表示/違反報告)
萌衣(めい) - まあこ。さん» これからも友達としてよろしくね。小説もたまに更新してるよ！来てね。 (2016年11月23日 15時) (レス) id: 6ea1bb245f (このIDを非表示/違反報告)
萌衣(めい) - まあこ。さん» 良いんだよ！これからは、気をつけるから！ (2016年11月18日 17時) (レス) id: c1b374dcc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましろ
| 作成日時：2016年10月21日 18時
