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中間先生からもらった紙を見返す。
私のやりたいことってなんだろう。
付箋が付けられていた会社はどれも大企業で、
...やりたいことをやるにはもってこいだ。
私のやりたいこと...やりたいこと...
悶々と考えていると、流星さんが病室に入ってきた。
「なーにしとんの」
「これ、中間先生がくれたんです」
「私だったらいけそうな会社の一覧」
「で、私何がやりたいんだろうって考えてたんですけど...」
「ぜんぜん思いつかんってとこやな」
「そうなんですよ」
「やりたいこと」と聞いた流星さんは、
うーん、と考え込んだ。
「A、英語好き？」
「英語は...勉強したらわりと好きになりました」
「意外とわかるし、これで海外の人と話せたらいいかなーって」
「やったら、こことかええんちゃう？」
流星さんが指差したのは、有名なホテル。
正直候補にも入れていなかったところだったから驚いた。
「あんな？俺さ、結構出張多い仕事やねん」
「前に、ホテルで会社の大事な書類なくしたときに、」
「ホテルの人がすごい親身になって探してくれてん」
「で、見つかって」
「その人が、次の日の朝海外の人とすごい笑顔で話してるの見て」
「なんかすごい、元気でた」
流星さんの目は、どこか遠くを見つめていた。
その目に映っているのは...わたしの未来がいい。
「A、優しいしがんばれるし」
「向いてると思う」
「Aには、輝いててほしい」
その目はきらきらして、
ちゃんと近くのわたしを見つめている。
「考えてみますね」
そういうのがやっとだった。
胸が、苦しい。
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定世(プロフ) - まあこ。さん» いやいや、お話があるから楽しく生きれますね… はい！ありがとうございます！ (2016年12月27日 9時) (
レス) id: 0b58e8d564 (このIDを非表示/違反報告)
定世(プロフ) - まあこ。さん» そうなんですね！ よかったです！まあこ。さんのお話すきなので、見られなくなるのは寂しくなるので！ありがとうございます。がんばってください！ (2016年12月26日 17時) (レス) id: b5f9be7614 (このIDを非表示/違反報告)
定世(プロフ) - 突然すいません（汗） 淳太さんメインのお話をパスワード付きにしていますよね？この作品もされますか？ (2016年12月26日 0時) (レス) id: 0b58e8d564 (このIDを非表示/違反報告)
萌衣(めい) - まあこ。さん» これからも友達としてよろしくね。小説もたまに更新してるよ！来てね。 (2016年11月23日 15時) (レス) id: 6ea1bb245f (このIDを非表示/違反報告)
萌衣(めい) - まあこ。さん» 良いんだよ！これからは、気をつけるから！ (2016年11月18日 17時) (レス) id: c1b374dcc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましろ
| 作成日時：2016年10月21日 18時
