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でも、流星さんは、
夕飯になっても、
次の日の夕飯になっても姿を現さなかった。
心配になってのぞいた病室には誰もいなくて、
...病室にもいないんだ。
どこでなにをしているのか、不安になる。
主のいない病室はがらんとしている。
東京へ...帰っちゃったの？
まさか、荷物も置きっぱなしで、そんなわけない。
嫌だ、
嫌だ、
だってまだなにも伝えられてない。
ありがとうも、さようならも、
「好きです」も。
こんなに姿が見つからないなんてありえない。
なんで、いないんだろう。
ましてや、「夕飯で会おう」って言った約束を、
なんの理由もなしに破るような人ではない。
夜の回診できたユラさんと中間先生に、
藁にもすがるような思いで尋ねる。
「あの...流星さんって、」
「何かあったか知ってますか...？」
中間先生の顔とユラさんの顔が、一瞬にして曇る。
その表情が、流星さんの身になにかが起こったのだ、
ということを物語っている。
「なにか、あったんですよね」
しばらく黙り込んだ中間先生は、
1分ほどたってから重い口を開いた。
「これは俺の独り言やと思って聞け」
「なにがあったかは分からんけど、」
「何も持たんと飛び出してった」
「他の先生が、この周りを探しにいってる」
なにが、流星さんに起こったのか、
「私も、探しにいきたいです」
「駄目や」
「もう夜やで、危ないしお前までいなくなったら困る」
でも...放ってなんておけるわけない。
中間先生とユラさんが出て行ってから、
タイミングを見計らって病室を抜け出した。
たずねた流星さんの病室には、...
電気はついていなくて誰もいない。
レイアウトも、私が最後に来た時と変わっていない。
...変わっているとすれば、
ベッドサイドにおいた携帯電話だけが、なくなっている....？
流星さんと話がしたい。
その一心で、駆け出した。
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定世(プロフ) - まあこ。さん» いやいや、お話があるから楽しく生きれますね… はい！ありがとうございます！ (2016年12月27日 9時) (
レス) id: 0b58e8d564 (このIDを非表示/違反報告)
定世(プロフ) - まあこ。さん» そうなんですね！ よかったです！まあこ。さんのお話すきなので、見られなくなるのは寂しくなるので！ありがとうございます。がんばってください！ (2016年12月26日 17時) (レス) id: b5f9be7614 (このIDを非表示/違反報告)
定世(プロフ) - 突然すいません（汗） 淳太さんメインのお話をパスワード付きにしていますよね？この作品もされますか？ (2016年12月26日 0時) (レス) id: 0b58e8d564 (このIDを非表示/違反報告)
萌衣(めい) - まあこ。さん» これからも友達としてよろしくね。小説もたまに更新してるよ！来てね。 (2016年11月23日 15時) (レス) id: 6ea1bb245f (このIDを非表示/違反報告)
萌衣(めい) - まあこ。さん» 良いんだよ！これからは、気をつけるから！ (2016年11月18日 17時) (レス) id: c1b374dcc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましろ
| 作成日時：2016年10月21日 18時
