――139―― ページ8
これで私はもう風丸くんにとっての『彼女』でも無ければ
『１番』でも、『大切な存在』でも無くなった。
風丸『今の瞬間から俺達はもう他人だ』
風丸『俺はAを今までみたいに大切にはしていけないし』
風丸『大切にする義理も…無いんだからな』
A『……うん…』
こうして私は風丸くんにフられた。
あれからしばらくこの時の事を『フられたような別れ方』って解釈する事で心の安定を保ってきたけど
現実、
『フられたような』
じゃなくて
A(はっきりと…フられたんだなぁ…)
何か事情があったにしても
それを聞いても話してもらえないまま、私が何もわからないままなのは納得いかないし
A(これでもし私が風丸くんと情報を共有していたら、もっと良い方法は無いか２人で話し合う事だって出来たかもしれないのに)
でも理由を教えてっていう私の言葉を遮ってまで話してくれなかったとなると
やっぱり事情があって理由すら話せなかったのか
A(別れを急いでるようにも見えたしなぁ)
理由があったとしてもその理由を話す事すらしんどいくらいに私の事を嫌いになっちゃったか
もしそうならわざわざ直接会ったりしないで電話やメールで一方的に別れを告げられていてもおかしくない気もするが、
風丸くんの真面目な性格を考えたらそういう酷い事にはならないだろう。
本当に嫌いになっていてもそれが風丸くんならちゃんと会って別れを告げるはず。
私の事を本当に嫌いになっていた可能性だって捨て切れない。
今考えればあそこで私は反論せず風丸くんの話をそのまま聴いておくべきだった。
そしたらもっと何か話してくれたかもしれないのに
A(そこは私に非がある…かな)
…いや、それだけじゃない。
私が気付いてなかっただけで、風丸くんはもっと前から私に対してストレスを感じていたのかもしれない。
『言ってくれればいいのに』じゃダメなんだ
自分で気付いて
直していけなくちゃ
好きでい続けてはもらえないどころか
こうして離れていってしまうんだ
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雨宮シロ@ブイブイ(プロフ) - 野生のスタッフさん» はい！無理せず頑張って下さい！ (2017年5月7日 23時) (
レス) id: 3fff5a4af9 (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - 雨宮シロ@ブイブイさん» そうでしたか！ありがとうございます！ 最新パートの続きもまだ途中ですが投稿に向けてせっせと作っているのでどうぞゆっくりご覧になってくださいませ！ (2017年5月7日 23時) (レス) id: 6d9ccb8bb7 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮シロ@ブイブイ(プロフ) - 野生のスタッフさん» 実を言うと途中まで見てましたﾃﾍﾍﾟﾛという奴です←紛らわしくてすみません^^; (2017年5月7日 23時) (レス) id: 3fff5a4af9 (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - 雨宮シロ@ブイブイさん» はっやいですね！？パート1から6まで全部読めたんです！？ (2017年5月7日 23時) (レス) id: 6d9ccb8bb7 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮シロ@ブイブイ(プロフ) - 拝見させていただきました！瞬木くんかっこいいですね…！元々好きだったのに更に好きになっちゃいましたよ←次回楽しみにしてます！ (2017年5月7日 23時) (レス) id: 3fff5a4af9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野生のスタッフ
| 作成日時：2016年6月23日 3時
