第3χ 急接近！？PK祭！�� ページ6
「きゃーー！！！もう無理ーー！！！」
「ちょっと待ってよ！知予！」
今日はPK学園文化祭。
私AAは友達と一緒にお化け屋敷に入ったのだが・・・
開始早々知予は恐怖で出口まで走り去ってしまい、私は1人薄暗く不気味な空間に取り残されてしまった。
たぶんまだ三分の一しか進んでいない気がする。
「うぅ知予のバカ〜」
私も知予に負けじと怖がりなのだ。
知予のように出口まで走って駆け抜けようと思ったがこのお化け屋敷は中が迷路のようになっており、方向音痴の私ではどちらが出口か見当もつかない。
「ギャハハハ！ここもレベル低そーだぜ！」
「逆にオバケの奴らをビビらせてやろーぜ！」
人の声？私の後に入って来たお客さんかな？
今は1人で怖かったのでどんな声であれ少しホッとした。
それも束の間。
「ギャアァアアァあアァ」
「ヒィイイィイイィ」
バキ グキ ドゴキィ
悲鳴と人が何度も殴られて肉が潰れるような音がした。
演出がリアルすぎて私はその場で耳を塞いでうずくまる。
なにこれ怖すぎ。
たかが高校の文化祭のお化け屋敷で泣いてしまうなんて情けないかもだけど怖すぎ。
「あの、大丈夫っすか？」
顔に仮面を被ったオバケ役の人に心配される始末だ。
「すみません、大丈夫です」
「あ、えっと出口はあっちの方っす・・・ひっ！！！ 」
オバケ役の人が悲鳴をあげて逃げて行ってしまった。まさか本物が現れた？！
「おい！A大丈夫か？」
「え？」
聞き慣れたクラスメイトの声が聞こえ顔を上げる。
「 」
全身血塗れで男2人を引きずっている窪谷須くんを見て、私は気を失った。
「ふー！怖かった！あれAは？」
夢原が出口の扉を開け振り返った先にAの姿はなかった。
「もしかして中において来ちゃった？
どうしよあの子方向音痴なのに！！」
夢原は顔を真っ青にしていると、
「あれ、窪谷須くん？」
「あっどーも」
そこにはなぜか窪谷須が立っていた。
窪谷須におぶられている絶賛気絶中のAの存在に気づいた夢原は感動の再会さながら涙を流す。
「うぅ・・・Aごめんね、置いてってごめんね、こんなになるまで怖かったんだね」
(こんなになったのは俺のせいなんだけどな)
窪谷須はパッと扉を閉め、引きずっていた男2人を隠した。
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あひー - (`・∀・´)ﾌｧｲﾄ! (2021年3月26日 13時) (
レス) id: c62e9bede7 (このIDを非表示/違反報告)
mayukun(プロフ) - 、さん» ありがとうございます！ただいま作成中ですのでもう少々お待ち下さい！ (2018年3月9日 7時) (レス) id: 50657492af (このIDを非表示/違反報告)
、 - この作品好きです！更新頑張ってください！亜蓮様様 (2018年3月8日 15時) (レス) id: 38612e749b (このIDを非表示/違反報告)
mayukun(プロフ) - ゆーさん» コメントありがとうございます！不器用だけど一途な窪谷須くんを表現したかったので、そう言ってもらえてめっちゃ嬉しいです(*^^*)私更新遅いのですごく申し訳ないんですが、更新頑張ろうと思えました！ありがとうございます(*^ω^*) (2018年2月28日 23時) (レス) id: 50657492af (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この小説、とても大好きです。窪谷須くんの不器用な感じとかすごく上手に表現してくれていて、更新が本当に楽しみです(*¨*) (2018年2月28日 22時) (レス) id: e5599beee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayukun | 作成日時：2018年1月10日 22時
