カボチャの有効活用法!? ページ36
「あっつ!!」
お湯の入ったヤカンに腕が当たり、私は反射的に悲鳴をあげた。
「大丈夫か!?見せてみろ!」
窪谷須くんは私の腕を掴み火傷の痕を確認した。
直径3センチくらい赤くなっている。
「なんか冷やすもん!保冷剤どこだ!?」
「大丈夫だよ、これくらいしょっちゅう火傷してるし」
「ああ?嫁入り前の女が火傷ほっとくんじゃねェよ!おら!こいつで冷やしとけっ!」
真剣な顔でぶっきらぼうに渡されたのは冷凍庫から取り出したカチカチの保冷剤。
「俺が言えた義理じゃねーけどよ・・・自分の体大事にしろよ?」
ちょっときつ目に縛られた保冷剤入りのタオルは、火傷の熱と痛みを和らげてくれた。
「ありがとう、窪谷須くん」
「おー」
(頰の熱も一緒に冷ましてくれたらいいのにね)
その後プリンは(親が帰ってくる前に)2人で美味しく頂きました。
----おまけ----
「あーそうそう、俺今日仮装したんだったわ、写メ見せてやるよ」
あ、今の服(特攻服)は仮装じゃないのね。
「瞬の仮装がガチだったんだよな〜、おっこれ誰かわかるか?」
「んー、ゴミ集めのテンション高い人?」
「ははっ、ってなるよな?灰呂だぜこれ」
「灰呂くん100均クオリティにもほどがあるよ!隣は窪谷須くん?」
トイレットペーパーを全身に巻きつけた窪谷須くんの姿が写っていた。ミイラ男のつもりだろうか。
ちょっと待って!
これって素肌の上からトイレットペーパー巻いてるってこと?
なにそれいろんな意味でヤバくないですか!?
本人的にはサラシと同じものとか思ってそうだけど、ダメだからね?水かけられたら一巻の終わりだからね!?
特攻服で来てくれて本当に良かった、いろんな意味で。
----あとがき----
更新遅くなってすみません!
ただいまこちらの続編と、日替わり窪谷須作成中ですのでまた完成した暁にどうぞ(*^_^*)
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あひー - (`・∀・´)ファイト! (2021年3月26日 13時) (レス) id: c62e9bede7 (このIDを非表示/違反報告)
mayukun(プロフ) - 、さん» ありがとうございます!ただいま作成中ですのでもう少々お待ち下さい! (2018年3月9日 7時) (レス) id: 50657492af (このIDを非表示/違反報告)
、 - この作品好きです!更新頑張ってください!亜蓮様様 (2018年3月8日 15時) (レス) id: 38612e749b (このIDを非表示/違反報告)
mayukun(プロフ) - ゆーさん» コメントありがとうございます!不器用だけど一途な窪谷須くんを表現したかったので、そう言ってもらえてめっちゃ嬉しいです(*^^*)私更新遅いのですごく申し訳ないんですが、更新頑張ろうと思えました!ありがとうございます(*^ω^*) (2018年2月28日 23時) (レス) id: 50657492af (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この小説、とても大好きです。窪谷須くんの不器用な感じとかすごく上手に表現してくれていて、更新が本当に楽しみです(*¨*) (2018年2月28日 22時) (レス) id: e5599beee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mayukun | 作成日時:2018年1月10日 22時