第6χ 壁をブチ壊せ！�� ページ14
今回は少しシリアスです。
窪谷須くんのヤンキー度が原作よりも増しています。
暴力・流血・未成年の喫煙表現があります。
ご注意下さい。
窪谷須は朝からイライラしていた。
不良を卒業しようと転校したのに、かつて敵対していたチームの不良達が目の前に現れたのだ。
「おい窪谷須、お前ショボくなっちまったなぁ？」
「襟足はどーしたんだよー？眼鏡なんかかけちゃってよぉ、真面目ちゃんか？」
「俺らから逃げるために引越して、バレないようにイメチェンしちゃって、健気だねぇ。でも残念でしたー、お前の情報はこっちまで回って来てんだよ」
睨みつけたり煽ったりして絡んでくる不良達。そんな彼らを見ないように窪谷須は淡々と歩を進める。
「・・・俺は喧嘩はやめるんだ、お前らとはもう関わんねーよ・・・だから消えてくれや」
しかし不良達は一歩も引かず窪谷須の進行方向を遮ったり、唾を吐きかけたり、足をひっかけたり好き放題していた。
「あぁ？鬼殺しの窪谷須がえれー弱気になったもんだな」
「12人を半殺しにした炎栖覇の窪谷須はもうこの世にはいませんー！ってかぁ？」
「・・・俺がキレて暴走しねーうちに逃げとけって言ったのがわかんねぇのか」
「ギャハハハ何言ってんのこいつ・・グベッ！！」
窪谷須の目の前に立っていた1人が腹を殴られ膝から崩れ落ちた。
「頭わいてるお前らにもわかりやすく教えてやるよ・・・」
窪谷須は学ランのチャックを下げ、眼鏡を外し、
「お前ら全員病院送りにしてやるってことだよ・・・」
不敵な笑みを浮かべた。
1人、2人、3人・・・窪谷須に殴られ蹴られ地に落ちていく。チームを抜けた今でも彼の腕は衰えていなかった。
「オラァッ！」
「がはっ・・・」
ボコボコにやられ戦意喪失の男達。その内1人が這いつくばりながら窪谷須を睨みつけた。
「へっ窪谷須！おめーが女と歩いてるところを見たって言ってる奴がいんだけどよぉ！その女をグホォ！！」
窪谷須は大声をあげる男を黙らせるように蹴り飛ばした。
「ちっ」
いつも以上に眉間に皺を寄せ、窪谷須は学校に向かった。
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あひー - (`・∀・´)ﾌｧｲﾄ! (2021年3月26日 13時) (
レス) id: c62e9bede7 (このIDを非表示/違反報告)
mayukun(プロフ) - 、さん» ありがとうございます！ただいま作成中ですのでもう少々お待ち下さい！ (2018年3月9日 7時) (レス) id: 50657492af (このIDを非表示/違反報告)
、 - この作品好きです！更新頑張ってください！亜蓮様様 (2018年3月8日 15時) (レス) id: 38612e749b (このIDを非表示/違反報告)
mayukun(プロフ) - ゆーさん» コメントありがとうございます！不器用だけど一途な窪谷須くんを表現したかったので、そう言ってもらえてめっちゃ嬉しいです(*^^*)私更新遅いのですごく申し訳ないんですが、更新頑張ろうと思えました！ありがとうございます(*^ω^*) (2018年2月28日 23時) (レス) id: 50657492af (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この小説、とても大好きです。窪谷須くんの不器用な感じとかすごく上手に表現してくれていて、更新が本当に楽しみです(*¨*) (2018年2月28日 22時) (レス) id: e5599beee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayukun | 作成日時：2018年1月10日 22時
