エターナルフォースブリザード 〖nightmare!Sans〗 ページ6
『エターナルフォースブリザードォ！！ﾌｯ…相手はﾀﾋぬ』
「またなんかやってんなぁ。滑稽なこった」
呪文詠唱の練習中に水を刺しに来たのはいつもの闇の帝王。いつも通り我の姿を見ては滑稽だのなんだの言ってクツクツと笑ってくる。
そもそも何故光AUの本拠地であるここにこのタコが来ているのだろうか。
『汝のような愚か者には分からないんだろう！なんとでも言うがいいさ……』
「そうか？俺には大分ダメージを負っているように見えるなァ」
『ち、違う！汝には傷ついて見えるように我が見せてるだけだ！』
くっそ……あいつは心でも読めるのか？
『ところで、汝は何故此処に来たのだ。まさか我にとやかく言うためではあるまいな？』
「あぁ、そりゃ勿論そうだ。
そうだな………俺の目的は…………」
何故かやつの口角が上がったのを我は見逃さなかった。
一体何をするつもりなんだ？
「目の前にいる
は？
その言葉は私の思考を一時停止させるのには十分だった。
でもそうやって放心している内にあいつは触手を使って我を引き寄せ、そのまま横抱きしてきた。
『何をしている！？は、話せっ！』
そう言って暴れるが軟弱な我の力では到底及ばず、何もしていないのとほぼ同じだった。
今頃玄関の扉が開いた音がして、こいつが何故入れたのか、我が色々話してても何故誰も来なかったかを悟った。
ただ、その音に気づいたのは我だけじゃなくやつも同じだ。それにやつはDreamのポジティブにも反応したのだろう。すぐに「ちっ、もう帰ってきたのか」と言って自分の家に帰った。
我を連れて。
そう。我を連れて。
何故だ！？何故我まで此処にいるのだ？
今までの一体何処に連れていかれる要素があったのだ？
『おい貴様、何故わr…「どうして連れていかれたか。だろ？」遮るな。当たってはいるが』
「簡単な理由だ…
ひとつは単にお前が気になったから。
もうひとつはさっきの魔法だ」
『魔法……ではあの魔法は成功したのか！？』
「嗚呼…そうさ。その魔法のせいで俺の心はすっかり凍ってしまったんだよ。
だから、責任をとってお前の熱で溶かしてもらおうと思ってな」
そう言ってあいつはいつもの不敵な何を考えているのか分からない笑みを浮かべた。
無自覚押し引き 〖ink!Sans〗→←接触大作戦！！ 〖error!Sans〗
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アルストロ(プロフ) - いちごれもんさん» コメントありがとうございます！！何せ自分がえらよん推しなものでして…これからも更新頑張りますね！！ (2月8日 23時) (
レス) id: b12591e4e7 (このIDを非表示/違反報告)
いちごれもん - こういうちょっとマイナーなキャラの短編集ほんと助かります、更新楽しみに待っております…🥹🙌 (2月8日 21時) (レス) id: 1f387bf1d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬこ | 作成日時：2024年2月3日 12時
