続き ページ3
「ほらほら！謝りなさいよ！！まあ謝ったところで私も彼も許してはくれないけどねぇ！！」
何度も、何度も、そう言いながら私を蹴ってくる。
私の体は所々血が出ており、視界もぼやけつつある。
ああ、私はこんなゴミに殺 されて終わるのかな……
「A！？ちょっと！何してるの！？」
いや、まだだった。私の友達は何時でも信頼出来るなぁ。私はこんなんなのに。
「ほら、大丈夫？立てる？……いいや！私がおぶる！」
本当に頼りになる……
『ありがと………』
そこで、私の意識は途切れた。
____
うーん……
私、友達の背中で意識を失って…
でも暖かいな。ここは、布団の中？
どうやら私の友達はご丁寧に私の家まで運んでベッドにまで乗せてくれたみたいだ。
……なんかスマホに通知が来てるな。
ズッ友☆A?大丈夫だった?
ズッ友☆まさかあんなことになってなんて知らなかったよ
ズッ友☆でも大丈夫!明日から私がAのこと守ってあげるからね!
ズッ友☆じゃあ、今日は早く寝て早く治してね!
なんだか安心感のある台詞だなぁ。
明日からは安心して良さそうだ。
_____
あの日の事件から友達は本当に何時でも私の傍を離れなかった。
そうなってからはあいつも近づいてこなかったから私はすごく安心して過ごしていた。
でもそんな日常もそう長くは続かなかった。
守ってくれた友達が事故でﾀﾋんだ。
何も気づかなかった私を庇って、鈍い音と共に体が空に舞った。
もう守ってくれる人はいない。
私にはもう味方はいない？
まだ私にはネッ友がいる。
早く逃げ出したい。こんな現実からなんて。
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アルストロ(プロフ) - いちごれもんさん» コメントありがとうございます！！何せ自分がえらよん推しなものでして…これからも更新頑張りますね！！ (2月8日 23時) (
レス) id: b12591e4e7 (このIDを非表示/違反報告)
いちごれもん - こういうちょっとマイナーなキャラの短編集ほんと助かります、更新楽しみに待っております…🥹🙌 (2月8日 21時) (レス) id: 1f387bf1d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬこ | 作成日時：2024年2月3日 12時
