Snow Orange 《Ⅲ》 (ページ1)

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巣作りページ1

めめ × こじ

オメガバース作品です。

Orange Side

クラっとする視界に壁に手を着くと体の重たさが一気に襲ってきた。

まだ家出てへんくてよかったわ…

少し早めに来たヒートに慣れてしまった俺の頭は割と冷静でマネさんに言わんといけんなとか1週間休み早まるななんて、考えてまう

その間にも体の熱がふつふつの湧いてきとって今回やばそうやな

あ、めめ…には

言わんでええか。

仕事あるやろうし、迷惑かけれんやろ

ベッドに戻って携帯で連絡入れて抑制剤を飲み込む。

布団にくるまってはよ終われと目をきつく結んだらその間に眠ってしもうたみたいやった。

｢……じ｣

誰かが俺を呼んどる？

｢…う…｣

だれ？

｢康二｣

めめ？

目を開けたら目の前にはめめがおった。

｢え、はぁはぁ、なん、で？…ｯ｣

喋っとわかったけど今回マジでやばいやつやわ

息もう上がっとるし身体中がうずうずしとって目の前にめめがおるだけで俺のやつ元気になってる

｢マネから聞いた、なんで連絡しないの？｣

｢んｯ、やって、…めいわ、く｣

｢迷惑なんかじゃないって、前も言ったじゃん｣

｢でも、んぅ｣

うだうだ考えてる間にめめに唇を奪われる。

もうあかんわ

こんなん戻らんくなる

｢め、め、…もっと、｣