Snow Orange 《Ⅱ》 (ページ26)

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間違いだと知りながらページ26

スノ × こじ

康二くん結構やばいです。
無理かなって思ったら次回の話にご期待ください。

Black Side

｢めーめ！今日空いとらんの？｣

楽屋のソファで携帯を見ているとゴロンと俺の膝に寝転がる康二が視界に入った。

本人が意識してやっているのかは知らないけど可愛い上目遣いに弱い俺はこの後予定があったとしてもお誘いに乗らないわけが無い。

｢空いてるよ、うち来る？｣

｢ええの？じゃあはよ帰らんとやな！｣

周りのメンバーの嫉妬に満ちた視線に気づいてない康二は小さな子供のように俺の手をぶんぶんと振って喜んでいた。

｢じゃあ先帰るなー！また明日！｣

｢お先失礼します｣

楽屋から1番に出た俺たちは康二の車に乗り込む。

2人だけになった空間で我慢なんて出来なくて、そっと康二の太ももに手を載せれば、康二の手が上に重なった。

｢まーだ｣

｢いいじゃん2人なんだし｣

｢車やろ？家に帰ったらいっぱいしたるから｣

お預けをくらった俺は隣の康二にふてましたよと合図するように｢ふーん、あっそ｣と呟いて窓を見た。

｢そんなふてんでもええやん｣

困ったように笑う姿が様になって余計に…

マンションに着けば待ちきれずに乗り込んだエレベーターで深いキスをする。

少し抵抗していた康二も大人しくなってキスを受け入れていた。

部屋に着けばベッドへ一直線。

康二を押し倒してがむしゃらにキスをする。

服を脱がせば見える無数の後に嫉妬して、俺だけを見ろよって噛み跡をつけた。