Snow Orange 《Ⅱ》 (ページ18)

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腰に回した手をそっと服の中に入れて胸の飾りをサラリと撫でれば身体がぴくりと反応した。

ガチャ

｢次だ…｣

扉を開けて入ってきたのは照で、多分俺たちの番なんだな

こんなトロトロに溶けきった康二写真に撮れるかな？

扉を開けたまんま固まっている照

｢俺たちの番だよね｣

｢あ、あぁ｣

｢康二次だって｣

｢もう？亮平もうちょっと｣

｢ダメだよお仕事しないと｣

完全に康二の視界は俺だけ

頭もふわふわで考えてる事は今の行為だけかな

｢お仕事ちゃんとしたらつづきしてあげる｣

｢んふふ、うん｣

¨¨¨¨¨¨¨¨¨

康二が楽屋を先に出て俺もあとを追おうとしたとき

照に手を引かれた

｢あそこまでしろとは言ってない｣

｢慰めただけだよ｣

｢そうだとしても…｣

｢可愛くてつい｣

｢はぁぁ、阿部ってそんなんだったけ？｣

｢え？康二にだけだよw俺はずっと可愛いの康二以外にはね｣

ルンルンで歩き出した俺の後ろで

｢あの阿部が…怖ぇ｣

なんて言ってても俺はしーらないw

END