〇 ページ27
Purple Side
康二のことがみんな好き。
それは行為を寄せてる相手が康二だから、こいつらもかなんてすぐに気づいた。
そして今日。
俺の目の前にはみんなにされちゃって乱れる康二の姿。
こんな状態を客観視できることはなかなかないだろうからしっかりと残す。
康二は既に何回か果ててるし、そろそろみんなで入れようかなんて会話が目で行われる。
ラウールから年齢順でいいやってみんなで意見がまとまって
少しみんなが手を止めている間に康二は肩で息をして必死に意識を保っているようだった。
｢康二くん。入れるよ？｣
ラウールの優しい声色に瞳に涙を貯めて手をラウールに伸ばす姿にみんなが唾を飲み込む。
それだけみんなの性をくすぐったのだ。
1人ずつ相手をした康二の意識は俺まで終わった時フッと飛んだ。
撮影は結局中止になって、俺の家にみんなが来て未だに目を覚まさない康二を風呂に入れたり着替えさせたりスキンケアしたりってしてた。
｢…ん｣
みんなが各々好きなことをしていて康二はソファに寝かせてたら、寝起きのような唸り声が聞こえた。
｢康二？｣
目をうっすらと開けた康二は、ここがどこなのか分からない様子でキョロキョロと見渡したあと俺たちを見つけた途端顔を真っ赤にしてバタンと音を立ててソファから床に転げ落ちた。
｢ちょ！え？康二！！｣
みんなでソファの下を覗けば真っ赤な顔して俺らを指さしてる康二。
｢み、み、みんな揃って俺になんしたんや！｣
そりゃ怒るよねってみんな暗い顔をしたその時
｢言ってくれたら！言ってくれたら俺やってちゃんと準備とかしたんやで！！急やから！｣
必死に言葉を並べる康二にみんなキョトン顔
｢え、怒ってないの？｣
｢怒っとるで！｣
｢言ったら良かったの？｣
｢そんなん、誰でも急にされたら怒るやろ！｣
その後可愛すぎてみんなでもう1回したのは秘密ってことで。。
END
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1089人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「向井康二」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：暁紫 | 作成日時：2020年8月20日 18時
