Snow Orange 《Ⅰ》 (ページ2)

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匂いページ2

めめ × こじ

付き合ってます。

Black Side

俺の彼女は可愛くてでも、割とフラフラするタイプ。

全員が大好きっていう彼氏からすればひやひやすることばかり。

今だって楽屋にいるんだけど

｢たくまくん！｣

抱き合ってぴょんぴょんはねちゃってまぁ可愛んだけどさ

俺もそんなに束縛強くないし

まぁこれくらいならって許してた

なのにさ

ある日のこと

仕事が終わって家に帰ると康二が晩御飯を作ってた。

｢ただいまめっちゃいい匂いする｣

｢おかえり！そやろ？｣

手を洗って鍋の前に立つ康二を後ろから抱きしめる。

｢…ねぇ康二。今日誰といた？｣

抱きしめて分かるのは康二の匂いが違うこと。

いつもよりもさっぱりとした匂いがする。

康二からは甘い匂いがするのに…

｢え？あー！ふっかさん家でお風呂入ったんよ！｣

嫉妬2%の目黒蓮。

嫉妬100%です。

台所なのも構わずに鍋を見てる康二の顎を後ろに回して深いキスをする。

まだ息吸うタイミングが苦手な康二はすぐに苦しくなってとんとんと胸を叩いてくる。

｢息継ぎまだ慣れない？｣

｢やって、急やし…｣

うるうるした目で見つめられて、嫉妬としたいが合わさって軽い康二を抱っこしてベッドに運ぶ

｢めめ？｣

不安そうな表情をした康二におしおきって意味も込めてまた口付けをした。