喜びと仔犬と進展と ページ25
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最近は俺も康二もどちらかの家に二人でいる状態が増え、今日は2人ともオフで康二の家に昨日からお泊まり中。
康二は恥ずかしくなったとかなんとか言って全然寝れなくて、今はソファで俺の膝枕で追加睡眠をとっている。
ピコンと軽快な音を立てて携帯がなり開けばグループLINEで、佐久間くんが俺たちのCD全形態を手にニッコニコ。
佐久間全形態ゲットだよー!発売日だー!!
そういえばなんか一人で行ってくるって言ってたっけ？と思いながらみんなの反応を見る。
俺も一応と返信して、康二の少しちりっとした髪の毛に指を通す。
少し間を置いて康二の目がうっすらと開く。
｢康二、起きた？｣
｢ん、れん…｣
お寝ぼけ康二でよくあるんだけど、急に下の名前呼んでくるから不意打ちやめて欲しいよねw心臓に悪いw
｢あ、｣
時計を見てむくりと体を起き上がらせて、俺の方に向くとCD！と叫んで着替え始める。
｢え、買ってるの？｣
｢おおん、売り場見に行こー！｣
まさに散歩に行く犬のようにしっぽをフリフリして俺に行こいこ！と言ってくる。
｢行くか｣
簡単に着替えて、近くのCD屋に行けばでかでかと展開された俺たちのCD売り場
｢うわぁ！！凄いねー！｣
｢すごっ｣
びっくりしながらも手に取って康二と買いに行く。
嬉しすぎて康二は写真撮ってたしね
そっと手をつなぎながら康二の家に向かいながらCDの話
｢アルバム出せてよかった！｣
｢そうだね｣
｢見よな！帰ったら！｣
｢うんw｣
ルンルンと足取りを弾ませながら俺の事を見上げてくる
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作者名：暁紫 | 作成日時：2021年9月21日 20時
