Show Time8―third person― +作者より+ ページ50
「あのお嬢さん、沖矢昴に騙されてるんじゃないかなぁ……」
実のところ、割と本気で心配になったりもした。
だからといって、何ができるわけでもないし何かをしてやる義理もないが。
とりあえず、今日の会話を全て録音したものはSDカードに入れて手下が今しがた、人込みに紛れて彼女に返しておいてくれたはずだ。
これを聞けばたぶん、あの男も少しは安心してくれるんじゃね――?
キッドとしては、Aからはさらに多くの情報を引き出したい一方で、沖矢昴には二度と接触したくない。
さて、そのためにはどーすっかな、と思いつつもキッドは人目につかない場所に身を下ろし目立たぬ姿に着替える、夜が更けて月光が十分に当たるのを待っていた。
ダイヤモンドと、ペリドットを月明かりにさらしその正体を知るために。
+++作者より+++
いつも読んでいただいてありがとうございます。
ハートやお気に入り登録が、執筆のモチベーションにつながっています。
後半に向かえば向かうほど、捏造度が高いので、「私の思った〇〇と全然違う!」ということがあったらすみません。解釈違いということで広い心でお見逃し頂ければ嬉しいです。
あと、ビッグジュエルの設定のくだりは微妙に「まじっく怪斗」から流用していたりしなかったりします。全て作者の捏造で、名探偵コナン本編とは何の関係もありません。
おそらく、そろそろ終わりになると思うのですが、ちょっとページ数が足りませんでした。
さすがに後50ページもあれば終わると思うので(希望)、もしよろしければ、引き続きお付き合いいただけると嬉しいです。
※続編設定しているのですが、なぜかメインページに反映されません。お手数ですが、こちらから飛んでくださいね。
↓
目が覚めたら私の恋人は赤井秀一でした3【名探偵コナン】
この小説の続きへ→←Show Time7―third person―
81人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まつり | 作成日時:2022年5月19日 15時