成功4 ページ4
突如携帯の着信音が鳴り響いた。灰谷は必要以上にビックリし大きな声を出して横峯にまた睨まれている。
横「誰のですか？太田さん？」
太「いや、違いますね」
碧「私も違う」
横「拾っといてあげなよ」
そう言った横峯先生の目線のさきは……灰谷。
はぁとため息をついて立ち上がったとき視界がぐにゃりと歪んだ。思わずそばにあった段ボールに手をつくと積み上げられた段ボールが崩れ大きな音と共に私もしゃがみこんでしまった。
太「大丈夫？！」
横「碧海先生大丈夫ですか？」
碧「大丈夫。ただの立ちくらみだから」
横「座って休んでてください」
横峯先生の言葉に頷いて座っていると妙に鼓動が速いように感じた。
気のせい……？
灰「っうわぁっ！！」
灰谷先生の叫び声に思わずびくりと体をすくめてしまった。
横峯先生と慌てて駆け寄ると…
碧「藍沢先生聞こえる？倉庫内に患者がもう一人いました。出血しています。2000は出てるかも」
藍「輸液は何本ある？」
横「2本だけです！」
藍「持って10分だな。よし、そこでやれ」
碧「了解。灰谷先生左からライトお願い」
灰「はいっ」
碧「あっ、氷！氷で冷やせば麻酔がなくても痛みが抑制できるかも」
横「取ってきます」
横峯先生を待っているがなかなか戻ってこない。様子を見に行くと手がかじかみ段ボールが開けられないようだ。
碧「貸して」
私は持っていたボールペンを大きく振り下ろした。
段ボールに小さな穴があく。何度も繰り返しやっと段ボールを開けることができた。
横「開いた！」
碧「早く中から氷をっ」
途端目の前が真っ暗になった。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2021年7月31日 12時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
haru - つづき早く読みたい！！って思ってます。次の更新楽しみにしてます。 (2019年10月18日 17時) (レス) id: 635b35c508 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2019年8月29日 20時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつり | 作成日時：2019年8月29日 18時
