成功3 ページ3
灰「えっ？何？！」
灰谷先生はパニックに陥ったように冷凍倉庫の扉を叩き続ける。
碧「藍沢先生、白石先生聞こえますか？倉庫内が停電しました。外に出られません」
藍「当分復旧しなさそうだ。白石、藤川と冴島来れるか？」
シーバーを通じて会話が聞こえる。
太「なんか先生たちの方が寒そうだね。あれ着なよ。上着」
指の方向をみると誰かが置き忘れたであろう暖かそうな上着が脱ぎ捨ててある。
灰谷先生はそれをみると飛び付きにこやかに羽織った。横峯先生はそれを睨み付けている。
灰「……着なよ」
横峯先生の睨みに応じて上着を差し出す灰谷先生。
横「いいの？やった！うわっこれあったかい！」
そんな会話をよそに作業を進めていると背中から何かを被せられた。
後ろを振り向くと横峯先生が笑って立っていた。
横「よく考えたら碧海先生病み上がりだし、一番薄着だし……」
横峯先生の優しさにふと笑みがこぼれる。
碧「ありがとう。でも私は大丈夫。横峯先生が着ていて」
横「そうですか？」
横峯先生は再び上着を羽織った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2021年7月31日 12時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
haru - つづき早く読みたい！！って思ってます。次の更新楽しみにしてます。 (2019年10月18日 17時) (レス) id: 635b35c508 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2019年8月29日 20時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まつり | 作成日時：2019年8月29日 18時
