184. コンビニ ページ43
コンビニに入ると、あのお馴染みの音楽と共に、「いらっしゃーせー」と軽い挨拶が聞こえた。
もう真夜中だっていうのに、このアルバイトのおにいさんも頑張ってるな。ファイト！
それにしても、このおにいさんめっちゃ眼鏡似合ってる。
これが巷で噂の眼鏡男子ってやつか！
っていうか、まだ若いのにこんなに夜遅くまで起きてて……(自分もだけど)、肌が痛むよ！
お肌のゴールデンタイムは22時〜2時っていわれてるらしいから、
その間は寝た方が良いって聞いたことあるけど、本当なのかな。
聞いたことが全部本当ってわけじゃないし、あんまり易易と信じない方が良い事もあるよね。
っと、忘れるところだった。プリンとチョコロボ君買わなきゃ。
えーっと、どこら辺に売ってるんだろう……。
このコンビニ来たの初めてなんだよね。街を歩いてる時にチラッと見たくらいで。
……まぁいいや。お店の中をこうやって欲しいものを探して回るっていうのも結構楽しいし。
ゆっくりと探しますかn……って、今日はそれじゃダメなんじゃん！
できれば早く帰らないといけないっていうのに、何考えてんだ私は！
とりあえずお店の人に聞いてみよっと。
A「すみませーん、プリンとチョコロボ君どこにありますか？」
レジの方に駆け寄って眼鏡のおにいさんに聞いてみると、
眼鏡にいさんは「あー……」と言って一瞬私と目を逸らした。
でも、次の瞬間には私と目を合わせていて「大変申し訳ないのですが……」と続けた。
「プリンとチョコロボ君は、数時間前に全て売り切れてしまいまして……」
……は！？ なんで！？
っていうか、この眼鏡にいさん挨拶の時は軽かったのに、接客する時の口調は超丁寧だな。
……それどころじゃないよ！
プリンとチョコロボ君は全部売り切れたって……、それって一つもないってことだよね？
誰が買ったんだ、くっそう。最後の一つ買った人許すまじ……。
A「……一つも？ 一つも残ってないんですか？ 全くの、一つも……？」
眼鏡にいさんの目を真っ直ぐ見つめながら言うと、眼鏡にいさんは目を泳がさせた。
眼鏡にいさんって、もしかすると押しに弱いタイプ？
じゃあ押し過ぎちゃったら悪いかな。恐喝みたいになっちゃうかもしれないし。
「……まあ、ないって事はないんですが……」
……え？ マジすか！
(っていうか、あんまり押してないのに結構あっさり教えてくれたなー。……目力強かったのかな)
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Schiff(プロフ) - チヒロさん» コメントありがとうございます！ おまたせいたしました！ (2015年10月12日 12時) (
レス) id: 5a7ea2af23 (このIDを非表示/違反報告)
チヒロ(プロフ) - 待ってます(｡+･`ω･´)ｷﾘｯ (2015年10月5日 17時) (レス) id: f0e9a1a954 (このIDを非表示/違反報告)
Schiff(プロフ) - チヒロさん» ありがとうございます！ 楽しんで頂けてるなら幸いです！ (2015年8月29日 13時) (レス) id: 70f9e0d648 (このIDを非表示/違反報告)
チヒロ(プロフ) - おもしろいですね！昨日から見させていただいてますけど、おもしろい！楽しませていただいてます！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2015年8月28日 12時) (レス) id: f0e9a1a954 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Schiff | 作成日時：2015年8月23日 11時
