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109. ページ17

貴「…やっぱり優しい人やったね」


桐「…え?」


貴「中間くん、あれからずっと気にしてくれててんて。」


確かにひどいことは言われたで?
でも、それでも淳ちゃんはその言葉に対して罪悪感を持ってくれた。そして謝ってくれてん。


貴「俺に対して何かを言う人は大抵、その言葉が俺を傷つけてることに気づかへん。いや、気付こうとすらせぇへん。気づいたとしても、面白がってさらに攻撃してくるやつだっておる。」


桐「…あ」


貴「でも、中間くんは違ったで?俺、それだけで嬉しかってん。」

貴「だからさ、あっくん…」


俺の言葉にばつが悪そうに目をそらすあっくんに向き直った。


貴「中間くんのこと許してあげて??」


桐「A…」


貴「俺が言うのはあれかもやけど…2人の相性最高やでw」


ふふっと笑ったら、あっくんもつられて笑ってくれた。

きっとこの2人なら…

そんときの俺の予想は大当たりやったねw

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作成日時:2019年5月11日 6時

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