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おかんがAの手当をしとる間に、Aから聞いた話を説明した上で、うちにこさせてもええかって事を聞いたら
「当たり前でしょ」って、想像通りの返事が返ってきたから、また一安心。
いやぁ〜…、うちの家族順応性高いわぁ〜w
それからは、Aの居場所は俺ん家になってん。
俺がレッスンやったり、仕事やった時はおかんがAの話を聞いたってくれて、その話をいつも俺にしてくれてた。
びっくりしたんは、兄貴までたまにAと遊んでくれてたってことw
気がついたら季節は過ぎていって、すっかり冬になっとった。
でも、季節が過ぎて、Aの居場所ができたって、Aを取り巻く環境は一向に良くなってるようには見えんかった。
せやから、俺はある決意をしてん。
桐「…なぁ、A??お前さ…」
これはきっと、Aをさらに苦しめる場所を増やしてしまうかもしれん…
けど、俺が守ろうって。
もし、ここで俺が守ってやれればきっと、その場所はホンマのAを受け入れてくれる。
Aのホンマの居場所を作ったれるって。
桐「ジャニーズに入らんか?」
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みなみ(プロフ) - 続きが気になります。 (2019年4月10日 0時) (レス) id: 34a5132cfc (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年4月9日 23時