今日:8 hit、昨日:13 hit、合計:121,877 hit
小|中|大
17. ページ20
そんな生活が続いて、気づけば秋になっとった。
直ぐに家に帰ったら、母の前で美優にならなあかんから、それが嫌でいつも学校帰りは公園によっとった。
いっつも人なんか来おへん、ちっちゃい公園やねん。
でも、なんでかそん時だけは先に学校の子らがおってん。
逃げようとしたけど無理やった。
俺は簡単に捕まってもうて、いっぱい殴られて、いっぱい蹴られた。
辺りがだんだん暗くなってきて、笑いながら去ってく奴らを、涙を流しながら睨むことしか出来んかった。
アザと傷だらけの体を引きずって、ブランコに座って泣いた。
ただ、声を殺して、小さくなって泣いとった。
『おい、何してんねん』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
147人がお気に入り
147人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みなみ(プロフ) - 続きが気になります。 (2019年4月10日 0時) (レス) id: 34a5132cfc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2019年4月9日 23時