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10. ページ13
それから数日がたって、美優の葬儀が終わった。
それからの母は、本当に抜け殻のようやった。
貴「…お母さん??」
母「…」
話しかけても、なんの反応も示さんくなった。
前は、多少うっとうしそうでも返事はしてくれとったんやけどな…。
でも、この抜け殻やった間に何を考えとったんか今でも俺は理解できひんねん。
この頃から母はおかしなってん。
そんで、その日は突然来た。
貴「お母さん…」
ゆっくりと振り返った母は、俺の事をまっすぐ見つめながら言うてん。
母「…美優」
貴「…え??」
こん時俺は、あんだけ望んだはずやったのに、優しく微笑んで、俺を抱きしめた母に恐怖を抱いた。
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みなみ(プロフ) - 続きが気になります。 (2019年4月10日 0時) (レス) id: 34a5132cfc (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年4月9日 23時