２．歪んだ手帳 ページ3
4年前。
差出人不明の郵便物が届いた。
中には水に濡れたのかページの歪んだ1冊の手帳。
見覚えのあるそれに
顔から血の気が引いた。
彼に渡した卒業祝いのプレゼント。
裏表紙に刻まれた金色の文字。
��Yuzuki to Hiromitsu��
最後のページに挟まれた封筒。
彼からの最後のメッセージ。
『先に萩原の所に行ってるよ。
ごめんな。
ゼロのこと、頼んだ。』
太陽のような笑顔が良く似合う
猫目の彼が頭に浮かんだ。
伊達班からまた1人…
ゼロを頼んだって言われても、
君たち音信不通なんだもの。
手帳が入っていた封筒を見ると
下の方に文字が書いていた。
�爍悪�
きっとこれはセーフティハウスに置いてたりしたのかな。
君たちはきっと潜入捜査をしてたんだろうな。
警察学校時代の成績、優秀だったもん。
危険な仕事だし、精神的にも追い詰められる仕事。
ねぇ、降谷くん。
貴方を支えてくれる人は今、
誰かいますか？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リズ(プロフ) - すっごく面白かったです！マトリとかめっちゃっ設定いいですね！とてもいい作品なので更新楽しみにしてます！頑張ってください (2021年6月10日 20時) (
レス) id: c0ee422ad8 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 -Night Sky-(プロフ) - すごく続きが読みたいです！更新お願いします！ (2020年12月25日 1時) (レス) id: 2b2a41cc61 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月影 晃 | 作成日時：2020年6月23日 21時
