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貴「ご馳走様でした〜
また来ますね、梓さん」
梓「はい！お待ちしてます！」
お会計を済ませ、ポアロから立ち去ろうとした時、またあの明るい声が私を呼び止めた。
安「Aさん今お帰りですか？」
貴「…はい、そうですが」
安「それでは僕の車でお送りしますよ
もうあがりなので」
待ってて下さい、上着を取ってきますので！とお店の奥に消えていった安室さん。それを見た梓さんが「安室さんの方が一目惚れしたのかもしれませんね…！」とまた目を輝かせている。
数分すれば安室さんが帰ってきて、行きましょうかと私の腕をガッシリと掴んで車へ先導した。これは逃がさないと言っているようなものだ。
貴「…公安の方は大丈夫なんですか？」
降「まだそれを言うな
盗聴されていたらどうする」
貴「それは失礼致しました」
すっかり降谷の口調だ。
降谷は車に何も問題が無いか調べた後、乗れと私に言った。後部座席に乗ろうと思ったが低い声で「助手席な？？？」と言われて泣く泣く助手席に座った。
鼻で息を吸えば、少しキツめの香水の匂いがした。
貴「……香水臭い」
降「あぁ、昨晩ベルモットを乗せたから
換気するか？」
貴「いや、大丈夫」
窓を開けてしまったら今から話す内容を誰かに聞かれてしまう恐れがある。
あぁ、なぜ私は降谷零の車に乗っているんだろう。とてつもなく最低で最悪な気分だ。だが車の乗り心地は最高。
降「さてと…
やっと落ち着いて話が出来るな」
貴「私はしたくないんだけど」
降「却下だ」
相変わらず容赦ない。
もう逃げられない事を悟り、私は大人しく質問に答えることにした。
降「僕の事はどこまで知っている」
貴「何も知らないよ
警備企画課にいる公安警察って事ぐらいしか」
降「嘘をつくな
赤井直属の部下がその程度じゃ務まらないだろう」
貴「もう部下じゃないけど」
降「………」
私に疑いの目を向けている降谷。
降谷が今一番知りたい情報は赤井さんの死についてだ。これだけは絶対にバラすわけにはいかない。
貴「…安心してよ
降谷の情報をFBIに言う気は無いから」
降「……それは裏切りに近い行為じゃないのか」
貴「そうかもね
けど、私は友人の情報を売りたくないだけ」
ただの私情だけど、悪い？と笑ってみせると降谷も笑って「相変わらずだな」と言った。
「俺の部下だったら無理矢理吐かせるけどな」という恐ろしい言葉を添えて。
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小雪(プロフ) - 夏樹さん» 初めまして！BBちゃん可愛いですよねー！ムーンキャンサー欲しいですけど巌窟王ほしい…！来年復刻くるのを願いましょう…！（笑）続編作りましたのでそちらも見ていただければ嬉しいです！！ (2018年8月24日 13時) (
レス) id: 46ba2c9208 (このIDを非表示/違反報告)
夏樹(プロフ) - 初めてまして。私はBB推しなのですがメイヴ様2枚だけでしたよ。更新楽しみにしております。 (2018年8月24日 13時) (レス) id: 38b3a28175 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - りんごさん» 例のエンディングの安室さんの寂しげな背中を見て「ポアロで安室さんを幸せにしたい！！！」という謎の使命感にかられて書きました（笑）ほっこりしていただけて嬉しいです！更新頑張ります！！ (2018年8月23日 16時) (レス) id: 46ba2c9208 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 仲が良いですね〜 見ててほっこりします笑 更新頑張ってください！ (2018年8月23日 10時) (レス) id: 0d67710dc7 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - 純白さん» リクエストありがとうございます。そうなんですよねー…イチャイチャシーン私も書きたいです……次の本編が一段落して緋色シリーズが始まる前辺りに少し番外編でイチャイチャさせようかと思ってます！（笑）更新頑張らせていただきます！！ (2018年8月21日 11時) (レス) id: 46ba2c9208 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪 | 作成日時：2018年7月18日 13時
