Holiday：Meaning of smoke with friends ページ47
萩「おー！永榮！久しぶりだなー！」
貴「おー、萩原
今日は萩原の奢りって聞いて来たよ〜」
萩「久しぶりの再会の言葉がそれ！？
ていうか俺の奢り何て言ってねーけど！」
萩原は見事なツッコミをした後、小さなため息をして私の頭に手を置き、優しく微笑んで私にこう言った。
萩「おかえり
元気そうで良かった」
なんで私の周りの人達は優しい人ばかりなのだろう。いっその事どっかの誰かさんみたく怒鳴ってくれて構わないのに。
鼻の奥がツンとし、それを誤魔化すように笑って言った。
貴「ただいま」
ごめんね、ありがとう。と続けて言うと、萩原は眉を下げて「もう勝手にいなくなるなよ、心配するから。主に松田が」と笑った。
するとスパァンッという良い音と共に萩原の頭は叩かれた。
松「てめぇ余計な事言ってんじゃねーよ
ぶん殴るぞ」
萩「いやもう殴られてるけど！？」
松「さっさと店入んぞ」
萩「スルー」
貴「人の金で飲めるって最高だよね」
萩「奢るの確定なのか…」
萩原は自分の財布を開けて大丈夫かな…と呟いている。
冗談で言ったのに本当に奢ってくれようとしたり、私の事をあまり深く聞いてこなかったり、優しいところ変わらないなぁ。心がポカポカする。
貴「えっ、萩原彼女いないの？」
萩「いないんじゃない、できないんだよ！」
貴「いや、意味一緒」
松「うるせぇ」
店に入るなり、生ビールを飲み始めた二人。私はチューハイをちょびちょび飲んでいる。
けど萩原が彼女いないとは驚いた。顔は整ってるし、優しいし、気が利くし。ナンパ癖以外は優良物件だと思う。
萩「俺ってさ、"バレンタインにチョコをたくさん貰うけど全て義理チョコ"っていうポジションなのよ」
貴「やけに具体的且つ的確」
松「そりゃ実際そうだからだろ」
萩「もっと優しい言葉掛けられない？？？」
警察学校の頃もこんな感じだったなぁ。
懐かしい気持ちになっていると、だいぶ酔いが回ってきたであろう萩原がヘラヘラしながら話を進めた。
萩「そう言えば今日降谷も誘おうと思ったんだけど電話でなくてよ〜
あいつどうしてんだろうなぁ、今」
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小雪(プロフ) - りんごさん» こんばんは！最近は一日一話更新するように心掛けてますので、一日一回りんごさんを発狂させられるように更新頑張ります！（笑） (2018年7月16日 23時) (
レス) id: 46ba2c9208 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - こんにちは！何回見ても面白いですっ！！更新をみるたびに発狂するんですよ 笑((ﾌｫｫｫｫｯ!← これからも頑張ってください！ (2018年7月16日 17時) (レス) id: 0d67710dc7 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - 海深さん» わー！嬉しいコメントありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！これからも見てやって下さいー！ (2018年7月16日 13時) (レス) id: 46ba2c9208 (このIDを非表示/違反報告)
海深 - いつもみてます！すごい面白かったです！これからも頑張ってください！！ (2018年7月16日 13時) (レス) id: 4e1fb3cea4 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - 桜@ボードには低浮上さん» いつも読んでいただきありがとうございます！そう仰っていただけて嬉しいです！更新頑張らせていただきますー！ (2018年7月15日 23時) (レス) id: 46ba2c9208 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪 | 作成日時：2018年2月26日 18時
