Past：The day you disappeared ページ40
萩「永榮と連絡がとれない？」
松「何か知らねーか」
うむ、全く持って心当たりが無い。
警察学校を卒業して1週間が経ち、俺と松田は希望していた警視庁警備部機動隊爆発物処理班に配属された。
萩「そんなの松田が知らなきゃ誰も知らないだろ」
松「……だよな」
携帯を見ながらため息をつく松田。
あー、これ相当きてるな。連絡が繋がらない怒り、触れられない寂しさ、何より一番は心配だろうか。それらがごちゃごちゃになってストレスに変わっている。
にしても永榮はどうしたんだ。大切な彼氏ほっぽいて。
萩「よーし、今日飲みいくか！
伊達と緑川、降谷も誘おうぜ〜！」
松「悪い、夜は用事あんだ」
萩「何だよ、ノリ悪いなー」
用事って何よ？と聞くと松田は永榮を探すと答えた。おいおい、ストレスが爆発しそうってのに、ろくに寝てないのか。よく見ると目の下にクマが出来ている。
萩「……いーや、やっぱ行くぞ
今日仕事終わったら引きずってでも連れてってやる！」
松「は、何言って──…」
萩「皆にも聞いてみればいいだろ？」
俺がそう言うとそれもそうかと松田は飲み会参加を承諾した。
永榮は緑川とよくつるんで降谷にイタズラしていたり、松田と喧嘩した時は伊達に相談していたし、誰か一人には連絡ぐらい入れているだろう。これを利用して松田を酔い潰して寝させよう。二日酔いになっても大丈夫だろ、明日松田自宅待機だし。
そんな事を思いながら携帯を耳に当てた。
緑「え、永榮と連絡がとれない？
それ本当か？」
降「何やってるんだ、あいつ」
伊「何やってるかの前に心配だな…」
萩「まじかよ……」
いや、まじかよ。誰も知らないの？本当に誰にも知らせてないの？あいつ。
まじかよ？？？(三回目)
何考えてるのか分からない永榮に心の中で文句を思いながら、隣の松田に肩を組む。松田は生ビールを飲みながら眉間にしわを寄せている。こえぇ…！！
萩「あ、あいつにも何か事情あんだろ！
ま、今日は飲めよ！俺の奢りだ！」
緑「え、萩原の奢り？
やった」
降「よし、高いつまみ頼もう」
伊「お、じゃあこれ追加頼んだ」
萩「お前らは自分で払えよ！？」
-----→←Holiday：A smile matches you
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小雪(プロフ) - りんごさん» こんばんは！最近は一日一話更新するように心掛けてますので、一日一回りんごさんを発狂させられるように更新頑張ります！（笑） (2018年7月16日 23時) (
レス) id: 46ba2c9208 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - こんにちは！何回見ても面白いですっ！！更新をみるたびに発狂するんですよ 笑((ﾌｫｫｫｫｯ!← これからも頑張ってください！ (2018年7月16日 17時) (レス) id: 0d67710dc7 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - 海深さん» わー！嬉しいコメントありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！これからも見てやって下さいー！ (2018年7月16日 13時) (レス) id: 46ba2c9208 (このIDを非表示/違反報告)
海深 - いつもみてます！すごい面白かったです！これからも頑張ってください！！ (2018年7月16日 13時) (レス) id: 4e1fb3cea4 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - 桜@ボードには低浮上さん» いつも読んでいただきありがとうございます！そう仰っていただけて嬉しいです！更新頑張らせていただきますー！ (2018年7月15日 23時) (レス) id: 46ba2c9208 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪 | 作成日時：2018年2月26日 18時
