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昼休憩というのに休憩できないとはこれ一体。一緒に今まで昼食を摂っていたから、告白を理由に断るわけにもいかずご一緒する。
いつもの三人に剣城君と狩屋君が加わったのだが、まだ狩屋君の事を私は全然知らない。お得意の人の良い笑みを浮かべ壁を作ろうとするのだが、かの松風君の存在が邪魔をする。
松風君のいる方向にどうしても顔を向けられず、空気と会話しているようになってしまって皆にいじられる。
「Aちゃんってこんなに照れ屋さんだったのね」
「いつも大人っぽくてクールな感じなのにー」
笑いながらそう言う葵ちゃんと信助君。あ、あれ？私、気づけばいじられキャラになってない！？
「で、告白の結果は？まだしてないよね？」
『ううぉえっ！！？』
告白の件には触れないでほしいと思っていたら、早速触れてくる信助君。した側とされた側が同じ場にいるのによくそんな事言えるね？？それに対し変な声を出してしまったんだけど、狩屋君！！今盛大に吹き出したの見たんだから！！！
「俺はAの気持ちの整理がついてからでいいよ。返事しようと焦って本当の気持ちが聞けないのは嫌だからさ」
どうして、なんでこんな良い人が私を……。恥ずかしいからと逃げるような事をしてきたのに、彼は変わらず待ってくれる。私は逃げずに彼ときちんと向き合わねばならない。
『まだ、返事は……。ごめんなさい。でも、きちんと自分の中で落とし前つけるから、待ってて……ほしい……です』
「うん」
たどたどしい私の言葉にも優しく微笑んでくれる彼。
「落とし前つけるってAの中では何が起きてるんだ……？」
『剣城君、触れないで……下さい……』
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わたぐも(プロフ) - サッカーバカなだけじゃない天馬、めちゃいいです…！私もイナゴ書こうとしてるんですがマツリカさん本当に試合の描写が上手くて尊敬です…！ (2022年12月12日 4時) (
レス) @page25 id: ca594b6313 (このIDを非表示/違反報告)
きざみん - 応援しています！頑張ってください！ (2021年12月27日 15時) (レス) @page21 id: 9835f2cbf2 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪朱雪(プロフ) - ご自分のペースで頑張ってください！応援してます！！ (2021年12月20日 23時) (レス) @page21 id: e9bd362da8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マツリカ | 作成日時：2021年12月2日 21時
