6刑 ページ7
貴方side.
シルク「俺の名前はシルク。
んで、あいつがンダホ」
ンダホ「よろしくねAちゃん」
シルクさん、ンダホさん…
私は名前を覚えたがンダホさんと呼ばれる人を見た。
「どうして、私の名前を…
ゆ、誘拐ですか…？私、攫っても意味ないですよ…」
私はそういいぎゅっとシーツを握りしめた。
その言葉にシルクさんは目を丸める。
ンダホさんは呆れたようにシルクさんを見つめた。
ンダホ「シルク乱暴したの？」
シルク「ちげえって！雑魚がこいつの病室にいたのを助けたんだって！」
私は話が見えてこなくて首をかしげる。
でも…悪い人じゃなさそう…
一体何のために私を病室から連れ出したのだろう。管は抜かれて自由に腕が動かせる。
「昨日…首を締めれて…
助けて、くれたんですか？」
私は首をそっと撫でてシルクさんに尋ねた。
シルクさんはまあなと言った。
私はそれを聞き驚く。
私の勘違いだったみたい。
でもなんのために私を攫ったのだろう。
ンダホ「多分聞きたいことは山ほどあると思う。
でもみんながいた方が話しやすいと思うよ」
「みんな…？」
私はそういい首を傾げる。
シルクさんとンダホさん以外に…私を知っている人がいるの？
シルク「まあまあ。
ここじゃあれだから、移動するぞ」
シルクさんはそう言って立ち上がる。
私も急がないと、と思ったけど足を無理に地面に立たせたせいでぐらっと視界が揺らいだ。
あ、貧血…
私はそう思っているとガシッとお腹に腕を回されて掴まれた。
シルク「あっ…ぶねえ。無理すんな」
「す、すいません…」
シルクさんが私を助けてくれた。
でもあまりの密着に私の顔が熱くなった気がする。
シルクさんは何か考えた素振りをすると、
「！…お、重いですよ…！」
シルク「重くねーよ、それに倒れたらまた困るしな」
シルクさんは私の膝に腕を回し横抱きした。
私は初めての経験にびっくりした。
ンダホ「そーだよ、起きたばかりだし。
無理はよくないよ」
ンダホさんはそう言って扉を開けた。
そしてシルクさんが扉から出る。
私はお言葉に甘えて渋々シルクさんの腕の中にいることにした。
暖かい…なんだか、前にもこんなことあったような…
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ウオタミ(プロフ) - 続き待ってます！ (2018年6月13日 22時) (
レス) id: f869ca7914 (このIDを非表示/違反報告)
コアラの里(プロフ) - タックさん» 本当ですか！？ありがとうございます！頑張りますね (2018年4月3日 22時) (レス) id: 43d00a3cec (このIDを非表示/違反報告)
タック - なんか、何度も読んじゃいますね。それぐらい好きです！頑張ってください (2018年4月1日 10時) (レス) id: e12a29f17e (このIDを非表示/違反報告)
コアラの里(プロフ) - あいさん» 顔文字や記号入っていたら読みにくいですもんね汗ありがとうございます！これから頑張ります！ (2018年3月29日 16時) (レス) id: 43d00a3cec (このIDを非表示/違反報告)
あい - 無駄な記号とか顔文字が入ってなくて読みやすいし、文章力高い！！設定も凝ってて面白いと思いました。頑張ってくださいね！！ (2018年3月29日 2時) (レス) id: 10a83e92e9 (このIDを非表示/違反報告)
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