２３話 ページ34
〜 A side 〜
骨折していて使えない左腕を使って
カツキの鎖骨辺りを押す
それと同時にカツキの首を右手で " 掴む "
急なことに驚いて体が動かなかったカツキは
私に押し倒される形で倒れる
人間 不意打ちを付けばなんでもいけるもんよ
今 カツキは倒れていて
私はその上に馬乗りになってカツキの首を掴んでいる状態
爆豪「っ…いってぇな！
おい！テメェ…！なに、し…」
最初の威勢はどこいったのか
段々声が小さくなるカツキ
まぁ そりゃあ黙るよね
自分の首に " 刃物 " が当てられたら
A「こっからは私が一方的に喋るから。
まぁ、黙って聞いててよ。
全部説明する気でいるからさ。」
そう言った後にカツキを下に見れば
ただ私を睨んでいるだけで反抗したりはしない
喋ってどうぞってことだよね
A「まずはアンタの首に当ててる " モノ " に
ついて説明するわ。
私、" 個性 " でたの。」
個性が出たことを言えば
目をこれでもかってくらいに開いて
驚きと困惑を表現するカツキ
それでも気にしないで私は続ける
A「私の親が亡くなってるのは知ってるよね。
私、３歳の時に個性が発現してたの。
でも母さんが亡くなってから個性の発現にストッパーが掛かったらしくて、それから個性が発現する事は無かったのよ。
個性が初めて発現した記憶は何故か思い出せない。
だからずっとずっとずっとずっと私は " 無個性 " だと思ってた。
でも昨日、アンタに言われて飛び降りてみれば個性が発現して私は死ななかった。
アンタの首に当ててる " ソレ " が私の個性。」
そう長めにカツキに説明すれば
ずっと驚いてばかりで
口を押さえてる訳でもないのに息してるのか疑うくらい口は動かない
A「さてとっ…
ここまでが個性についての説明。
次はなんでこんなことをしてるのかっていう説明が必要だよね。
でも大体予想つくよね？」
本人に聞いてみても
その口は動かない
動かせない
動かさせない
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z4uPE2BDxhQJ9tp(プロフ) - 続きを…続きを下さい…面白いですぅ… (2021年10月17日 12時) (
レス) id: cc5adb34e7 (このIDを非表示/違反報告)
はく - うぉぉ！かっちゃんがなんか記憶忘れてるとこ、お母さんの個性が引き継がれてるのかな… 続き楽しみにしています！！ (2021年7月26日 8時) (レス) id: 4c75ab50b5 (このIDを非表示/違反報告)
Wings of light - もう更新はしないんですか……？この作品がとても好きなので、続き待ってます。 (2019年6月4日 19時) (レス) id: 58e620e930 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 名無しさん» 漢字だと、制限が確かかかったような気がします。 (2019年4月20日 9時) (レス) id: 978d97ccb1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 何故、自殺の文字が平仮名になっているのでしょうか？ 何か意図的なものがあるなら申し訳ありません。 (2019年3月28日 22時) (レス) id: a010fddd46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マチル | 作成日時：2017年7月11日 23時
