１８話 ページ23
〜 A side 〜
どうしようか…消太、いつ来るか分かんないし
食欲はないし
暇を潰せる本もないので
何をしようか悩んでる私
A「しゃーない、テレビ見よ。」
ベッドの横にあるテレビが目に入ったのでテレビを見ようと机に置いてあるリモコンを腕をめいいっぱい伸ばして取る
テレビをつければニュース番組で
昨日起きたヴィランの事件を取り上げてた
ヴィランに襲われていた中学生の男の子を助けた
オールマイト
その男の子は「よく耐えた」と賞賛されていて
その男の子はカツキだった
……私が病院に運ばれている時、カツキはヴィランに襲われてたのか
A「…あ、忘れてた。カツキ、じさつ教唆になるんじゃ…」
すっかり忘れてたけど私、カツキにワンチャンダイブ！って言われてダイブしちゃった
あれ？彼、じさつ教唆かじさつ教唆未遂になるんじゃ…
ベシッ
なにかで叩かれた
分かった途端、少し痛くなる頭
A「いっ……たぁっ！」
相澤「病人は寝てろよ。」
A「その病人の頭を叩いたのはどこの誰…！」
少しイラつきながら振り返れば
着替えが入っているであろう大きめのバッグとコンビニ袋を持った消太
いつの間に来てたの…
まさかこの人、コンビニ袋で私の頭叩いた？
A「いつから来てたの」
相澤「たった今だ
お前、朝飯食べてないだろ。」
A「なんで分かったの…！？」
相澤「カンが当たった」
A「カンですか」
相澤「食べてないならちょうど良かったな。ほら」
そう言うとコンビニ袋を前に出す消太
受け取って中を見れば
そこそこ大きいゼリーとスプーンに
こんにゃく入りゼリーがたくさん入ってる袋
そして消太がよく飲む？食べてる？
吸う？タイプのゼリー
A「ゼリーばっかだね」
相澤「それは文句か？」
A「違うって。
ありがとう、消太。」
相澤「ん」
朝ごはんはいつも少食の私にとってゼリーはちょうど良かったので早速頂く
うん 普通に美味しい
ベッドの近くにパイプ椅子を持ってきて座る消太
なにか言いたそうな顔をしていて
その顔は真剣だった
あぁ そっか
昨日 言ってたよね
相澤「お前の個性のことを説明しなきゃいけない。」
そう言われれば
口の中が急に寂しくなって
返事をするようにゼリーを口に運んだ
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z4uPE2BDxhQJ9tp(プロフ) - 続きを…続きを下さい…面白いですぅ… (2021年10月17日 12時) (
レス) id: cc5adb34e7 (このIDを非表示/違反報告)
はく - うぉぉ！かっちゃんがなんか記憶忘れてるとこ、お母さんの個性が引き継がれてるのかな… 続き楽しみにしています！！ (2021年7月26日 8時) (レス) id: 4c75ab50b5 (このIDを非表示/違反報告)
Wings of light - もう更新はしないんですか……？この作品がとても好きなので、続き待ってます。 (2019年6月4日 19時) (レス) id: 58e620e930 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 名無しさん» 漢字だと、制限が確かかかったような気がします。 (2019年4月20日 9時) (レス) id: 978d97ccb1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 何故、自殺の文字が平仮名になっているのでしょうか？ 何か意図的なものがあるなら申し訳ありません。 (2019年3月28日 22時) (レス) id: a010fddd46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マチル | 作成日時：2017年7月11日 23時
