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「なぁ、ここに泊まって行けば？明日帰ればええやん。まぁ、俺の家でもないけど」
「でも、海人のご飯作んないと…」
「あ、そっか…」
タイミングよく廉のお腹がなった。
「廉ご飯食べてないの？」
「さっき仕事終わって帰ってきたから、これからご飯買いに行こうと思っててん」
視線を晒せば、机の上に散らかっているカップ麺とコンビニ弁当が目に入った。
「ねぇ、廉。もしかしてずっとカップ麺とコンビニ弁当ばっかり食べてるの？」
「おん。だって、俺料理出来んし。台所あるけどお湯沸かすぐらい」
帰りの遅かったうちの両親にかわり、よく廉の実家でご飯食べていた。
料理上手な廉のお母さんと一緒に、3人でご飯の手伝いをしていたけど全く料理のセンスがなかった廉。
それは五年経っても同じらしい。
「ねぇ、私もご飯まだだからご飯作ろうか？コンビニ弁当ばっかじゃ体に悪いでしょ？」
思わず、口から出てしまった。
「ええの？」
大きな目が、すごい輝きを増してこちらを見てくる。
自分から言ってしまった為、今更無かったことには出来ず…。
ものすごい嬉しそうな顔をしていたので、作ってあげることにした。
「でも材料買いに行かないとだね。ちょっと海人に連絡してくるね」
「ありがとA」
そう言って抱きつく廉にまた、ドキッと心臓がはねた。
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みよこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。好きな話なので楽しみにしてます。これからも頑張って更新お願いします。 (2020年2月3日 10時) (
レス) id: c11d361e82 (このIDを非表示/違反報告)
チロル(プロフ) - さちままさん» ありがとうございます！これから過去の話も廉くんの結婚相手もでてきます。気長に待ってもらえると助かります。不倫ではないのでご安心を♪ (2020年1月25日 15時) (レス) id: aa2f9f95a8 (このIDを非表示/違反報告)
チロル(プロフ) - renchkaさん» コメントありがとうございます！平日は時間取れなくて更新がゆっくりになりますががんばります！廉くん、紫耀くん頑張ってほしいです。 (2020年1月25日 15時) (レス) id: aa2f9f95a8 (このIDを非表示/違反報告)
さちまま(プロフ) - お話の展開楽しみです。二人のこれからが凄く気になります。更新待ってます。 (2020年1月25日 14時) (レス) id: 016a10df51 (このIDを非表示/違反報告)
renchka(プロフ) - すごくおもしろいです♪楽しみにしているので頑張って下さい♪これから廉くんや、紫耀くんと主人公の恋の行方が楽しみです！ (2020年1月24日 23時) (レス) id: 738f8e5133 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チロル
| 作成日時：2020年1月24日 18時
