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それは突然だった。
「き、決まったぞ」
「なにがですか?」
中間さんの大きい声にみんな注目する。
「超大手の契約が決まったんや!」
「はぁ…えぇっ!!すごいじゃないですか!」
今までの中で1番大きな契約が突然決まったので、みんなとても驚いていた。
「でもなんで急に?」
「この間高橋が熱で早退した時あったやろ?あの時、かわりに平野が行ってくれて、そこの社長が平野のことを気に入って今回契約してくれたらしい」
そういえばそんなこともあったな。
さすが海外営業トップ成績だった紫耀。
むしろ私が行かなくて正解だったかも。
それはそれでちょっと悔しいけど。
そう思いながら紫耀を見ると、当の本人は寝癖がついている髪の毛を一生懸命直しながら欠伸をしていた。
「それじゃあ明日から平野、高橋、永瀬!対応頼むな!」
「はい」
急に名前を呼ばれて驚きながらも短く返事をした。
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作者名:チロル | 作成日時:2020年6月12日 12時