showtime 2 (ページ17)

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夢主 Side

ジウン「俺には権利がない。

ただの傍聴者だ。自由に発言してほしい。」

曲決めが終わり、各グループごとに練習が始まった。

リーダーはこのチームを作ったジウニヒョンがすることになった。

ジウン「じゃあまず、キリングパートから決めてこう。

キリングパートやりたい人！」

ジョンウヒョンや、ユジンが手を挙げた。

僕もキリングパートはやりたかったけど、どうしてもメインラッパーがやりたかったので諦めた。

テレ「シオン挑戦しなくていいの？」

「ネ、大丈夫です。」

手を挙げた人がキリングパートを披露し、結果ジョンウヒョンに決まった。

やっぱりジョンウヒョンはダンス上手だし、表情も上手だな。

キリングパートだと舞台での存在感も凄くなりそう。

ただ、ユジンのパフォーマンスに自信が無いように感じて、ちょっと心配になった。

「ユジナ、チャレッソ。」

ジウン「じゃあ、ボーカル1やりたい人！」

ジウニヒョンが聞くと、テレヒョンとユンソションが手を挙げる。

テレ「シオナ、ボーカルも手挙げないの？」

「ネ、大丈夫です。ヒョン達に似合ってると思います。」

ユンソ「え、遠慮してるなら手挙げなよ、、

欲出しな？」

ちょっと言葉を間違えてしまったみたいで、僕がヒョン達に遠慮してる感じになってしまった。

ユンソヒョンとテレヒョンの心配そうな顔がこちらを向く。

ジウニヒョンにはさっき伝えたけど、このヒョン達にはラッパー志望だってこと言ってなかったな、、

「あ、アニ。遠慮した訳じゃなくて、笑

メインラッパーやりたいんです。」

テレ「あー、ラッパー？

スターレベルテストの時、メインボーカルのパート歌ってたからてっきりボーカルやるのかと思ったよ。」

ユンソ「シオン、ラップできるの？」

「ネ、元々ラッパーになりたかったので、」

テレ「そうだったの？オールラウンダーだね！」

ジウン「じゃあ、テレとユンソ歌ってみて〜」

テレヒョンとユンソヒョンが歌い、ユンソヒョンがボーカル1、テレヒョンがボーカル2になった。

テレヒョンの声には、歌い出しのボーカル2がとても合ってる気がする。

ボーカル1をやりたがっていたテレヒョンには申し訳ないけど、とても良いパート割になったと思う。

ジウン「じゃあ、次メインラッパーやりたい人。」

「僕、やりたいです。」

僕は手を挙げたが、他にやりたい人はいないみたいだ。