プラネタリウム~君と見た流星群~ (ページ3)

今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:3,222 hit

~容態が悪化~ ページ3

僕の容態が悪化したのは廊下で先生とお約束していたときの事だった

「潤くん注射が嫌いな子は先生何て言ってたっけ??」

「お...泣おばけがくる...泣」

僕はその頃から、容態が悪化していた

“ﾋﾟｺｰﾝﾋﾟｺｰﾝ!!”

僕の方から心電図が鳴っていた

「先生!!潤くんの血圧が190越えています!!」

「血圧パック持ってきて!!」

「はい!!」

先生が血圧パックを持ってきたとたん僕は

「ｳｯ...ｳｴﾂ...!!」

真っ赤な血を吐いた

「先生!!潤くんの血圧が戻りません!!200を越えています!!」

その直後僕の異変に気がついたらしく

「先生!!潤くんが!!血を吐いています!!」

と言って何名かの先生が僕に近寄り優しく声をかけ背中を撫でてくれた

すると一人の先生が

「血圧が200を越えてる??血圧パック何個持ってきたの!!」

と僕の対応をしている先生が言った

「二個です...」

と僕の対応をしていた先生が怯えながら言った

「二個??まだ足りないから持ってきてよ!!」

と指示をしている先生が言った

「え...??でも...」

僕の対応をしていた先生がおどおどしているのを見てイライラし始めているのか

「早く!!」

と言った

「は、はい!!」

と僕の対応をしていた先生が血圧パックを取りに行った

数分後

「持ってきました!!」

血圧パックを取りに行った先生が戻ってきた

その頃の僕のベッドは血で真っ赤に染まっていた

「点滴取って!!」

と一人の先生が言った

「はい!!」

ともう一人の先生が言った

その頃僕の対応をしていた複数の先生達は二人が僕の点滴を取っているのをじっと見つめていた

「ちょっとどいて!!何ﾎﾞｰｯと立っているのよ!!」

すると

「あれ...??針が通らない...」

僕の点滴をとってる先生がわざとらしい態度をとっているので

「点滴の注射の針が通らないってどー言うことよ!!ほら、ちょっとどいて!!」

ともう一人の先生が僕の腕に注射をした

「す、すいません」

とさっき怒られた先生がおどおどしているなかもう一人の先生に謝った

すると

「潤くーん、もう少しだよ～!!」

僕の容態が収まった

と安心したのか僕は、眠ってしまった

すると

「潤くん、おかあさんが来てくれたよ」

と先生の掛け声に僕は、黙ったまま眠っていた